キーワード:
オーデコロン/シャンプー/スカルプ/トリートメント/スキンケア/メーキャップ/ファンデーション/クレンジング/UVカット/0色材/粉体/ナノ粒子/油剤/界面活性剤/美白剤/アンチエイジング/抗酸化剤/抗老化剤/ニキビ防止/オートファジー/DDS/紫外線吸収剤/紫外線反射材/保湿剤/水溶性高分子/有効成分/香料/植物抽出物/真皮幹細胞/植物幹細胞/デオドラント
刊行にあたって
2013年の化粧品販売額は前年比1.7%増の1兆4000億円強となり2年連続の拡大だった。特に国内市場は長期低迷からの回復基調にあり製品1個当たりの販売単価も518円から524円に上がっている。
海外市場では、アジア地域を中心に新興国に販路を拡大する傾向が見られる。2013年の化粧品の輸出は前年比8.4%増の1437億円、うちASEAN向けは8.5%増の193億円となっている。
現在の化粧品市場では、アンチエイジング、スキンケア、保湿、美白などの機能性が求められている。シミ・シワ・ほうれい線を隠す微粒子粉体技術によるアンチエイジング、テカリ・毛穴ケア、ニキビ防止でナチュラルメイクを支えるスキンケア、肌の張りを回復する保湿剤、日焼けによる皮膚の老化を防ぐUVカット素材、ナノ粒子を用いたDDS素材、超微細エマルションなど機能性化粧品とそれを支える機能素材がますます重要になっている。
本書は、機能性化粧品素材の概要や需給動向また開発動向についてまとめた。機能性化粧品および素材の研究開発や販売戦略に携われる多くの方々に本書をお勧めする。
著者一覧
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1.化粧品原料の概況
・概況
・新規安全性評価法
2.最新機能性化粧品動向
・機能性・安全性
・バイオ及び,ナノ化粧品
・エイジングケア
・日焼け止め
3.最新機能性化粧品メーカー動向
・資生堂
・カネボウ化粧品
・花王
・コーセー
・ノエビア
・ロート製薬
・ドクターシーラボ
・富士フイルム
・大正製薬
・アイエスピージャパン
・ハーバー研究所
・P&Gマックスファクター
< 2 >化粧品素材の市場動向
<色材・粉体>
・合成マイカ(Synthetic Mica)
・シコニン(Shikonin)
・タルク(Talc)
・微粒子酸化亜鉛(Zinc oxide)
・微粒子酸化チタン(Titanium oxide)
・微粒子酸化鉄(Iron oxide)
・微粒子シリカ(無水ケイ酸・Silicic anhydride)
・抗菌性ゼオライト(Antibacterial zeolite)
・白金ナノコロイド(Colloidal platinum)
・カラメル色素(Caramel)
<脂質類>
・環状メチルシロキサン(Cyclomethicone)
・スクワラン(Squalane)
・ドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic acid, DHA)
・ミリスチン酸(Myristic acid)
・ミリスチン酸イソトリデシル(Isotridecyl myristate)
・ラノリン(Lanoline)
・γ-リノレン酸(γ-linolenic acid)
・流動パラフィン(Liquid paraffin)
<界面活性剤>
・N-アシルグルタミン酸塩(N-Acyl glutamate)
・アシルコラーゲンペプチド(Acyl collagen peptide)
・N-アシルメチルタウリン(N-Acyl methyl taurate)
・アルキルポリグルコシド(Alkyl polyglucoside)
・アルキル硫酸塩(Alkyl sulfate)
・イミダゾリニウムベタイン(Imidazolinium betaine)
・Nα-ココイル-L-アルギニンエチルエステル-DL-ピロリドンカルボン酸塩(CAE)
・酢酸ベタイン(Betaine acetate)
・ショ糖脂肪酸エステル(Sucrose fatty acid ester)
・ソルビタン脂肪酸エステル(Sorbitan fatty acid ester)
・レシチン(Lecithin)
・タンニン酸(Tannic acid)
<保湿剤>
・D-アミノ酸(D-Amino acid)
・オリゴ糖(Oligo saccharide)
・グリセリン(Glycerine)
・コンドロイチン硫酸ナトリウム(Sodium chondroitin sulfate)
・セラミド(Ceramide)
・ソルビトール(Sorbitol)
・トレハロース(Trehalose)
・尿素(Urea)
・ヒアルロン酸(Hyaluronic acid)
・1,3-ブチレングリコール(1,3-butyleneglycol)
・ベタイン(Betaine)
・マルチトール(Maltitol)
・ラフィノース(Raffinose)
・ケラチン蛋白分解物(Hydrolyzed Keratin)
・シルク蛋白分解物(Silk protein compound)
・β-1,3-グルカン(β-Glucan)
・D-グルコサミン(D-Glucosamine)
・アロエエキス(Aloe extract)
・カイソウエキス(Seaweeds extract)
・カロットエキス(Carrot root extract)
・クララエキス(Sophora flavescens extract)
・シャクヤクエキス(Paeonia albiflora root extract)
・大豆ペプチド(Soy peptide)
・ノイバラエキス(Rosa multiflora fruit extract)
・ビフィズス菌エキス(Bifida ferment extract)
・ユーカリエキス(Eucalyptus globulus leaf extract)
・オドンチオダラベンデルラセ花エキス(Odontioda lavender lace flower extract)
・エリスリトール(Erythritol)
・ムコ多糖(Mucopolysaccharidosis,MPS)
・米発酵エキス(Fermented rice extract)
・シクロデキストリン(Cyclodextrin)
・パラオキシ安息香酸エステル類(p-Hydroxybenzonic acid ester)
・1-メチロール-5,5-ジメチルヒダントイン(1-Methylol-5,5-dimethyl hydantoin)
・ジプロピレングリコール(Dipropylene glycol)
・プロピレングリコール脂肪酸エステル(Propylene glycol fatty acid ester)
<増粘剤・品質保持剤>
・アルギン酸ナトリウム(Sodium alginate)
・カルボキシビニルポリマー(Carboxyvinyl polymer)
・キサンタンガム(Xanthan gum)
・ヒドロキシエチルセルロース(Hydroxy ethyl cellulose)
・没食子酸エステル(Gallic acid ester)
・カンゾウエキス(Licorice extract)
・クインスシードエキス(Quince seed extract)
・クチナシエキス(Gardenia Florida extract)
<老化防止・抗酸化剤>
・アスタキサンチン(Astaxanthin)
・コエンザイムQ10(CoenzymeQ10)
・トコトリエノール(Tocotrienol)
・ビタミンE(Vitamin E,γ-Tocopherol)
・フラーレン(Fullerene)
・ラクトフェリン(Lactoferrin)
・α-リポ酸(α-Lipoic acid)
・ルチン(Rutin)
・核酸(Nucleic acid,DNA)
・γ-アミノ酪酸(γ-Aminobutyric acid)
・アラントイン(Allantoin)
・SOD(Super oxide dismutase)
・γ-オリザノール(γ-Oryzanol)
・カテキン(Catechin)
・L-カルニチン(L-Carnitine)
・β-カロチン(ビタミンA群/β-Carotene)
・グリチルレチン酸(Glycyrrhetinic acid)
・グルタチオン(Glutathione)
・L-テアニン(L-Theanine)
・ニコチン酸アミド(Nicotinic amide)
・パントテン酸(ビタミンB,Pantothenic acid)
・フコイダン(Fucoidan)
・プロポリス(Propolis)
・レチノール(ビタミンA,Retinol)
・ローヤルゼリー(Royal jelly)
・ウコンエキス(Turmeric extract)
・キャッツクローエキス(AC-11、Cat’s claw extract)
・ツボクサエキス(Centella asiatica extract)
・ニンジンエキス(Panax ginseng root extract)
・バラ花弁エキス(Rose petalled extract)
・ピクノジェノール(Pycnogenol)
・ビルベリーエキス(Bilberry extract)
・ブドウ種子エキス(Grape seed extract)
・プラセンタエキス(Placenta extract)
・ローズマリーエキス(Rosemary extract)
・桑の葉抽出物(Movus alba extract)
・クロレラ抽出物(Chlorella extract)
<紫外線吸収剤・美白剤>
・サリチル酸及びその誘導体(Salicylic acid)
・セサミン(Sesamin)
・フェルラ酸(Ferulic acid)
・ベンゾフェノン及びその誘導体(Benzophenone)
・アスコルビルグルコシド(Ascorbyl glucoside)
・アスコルビン酸リン酸マグネシウム(Magnesium-L-ascorbyl 2-phosphate)
・アゼライン酸(Azelaic acid)
・アデノシン(Adenosine)
・エラグ酸(Ellagic acid)
・トラネキサム酸(Tranexamic acid)
・イブキトラノオエキス(Polygonum bistorta root extract)
・オウゴンエキス(Scutellaria baicalensis root extract)
・オリーブエキス(Olive extract)
・ザクロエキス(Pomegranate extract)
・ソウハクヒエキス(桑白皮エキス,Mulberry root extract)
・ユキノシタエキス(Saxifraga Sarmentosa extract)
・酵母抽出液(Yeast extract)
・カゼイン蛋白分解物(Casein proteolysis)
・大黄抽出物(Extract of rhubarb)
・コウジ酸(Kojic acid)
・アルブチン(Arbutin)
<抗炎症剤>
・ゲンノショウコエキス(Geranium thunbergii extract)
・スイカズラエキス(Honeysuckle flower extract)
・セイジエキス(Sage extract)
・タイムエキス(Thyme extract)
・当帰エキス(Angelica acutiloba root extract)
・ハマメリス水(Witch hezel distillate)
・マロニエエキス(Horse chestnut extract)
・ヨモギエキス(Artemisia princeps leaf extract)
・ワレモコウエキス(Sanguisorba officinalis extract)
<毛髪用素材>
・キチン・キトサン(Chitin・Chitosan)
・ポリビニルピロリドン(Polyvinyl pyrrolidone)
・ビオチン(Biotin)
・α-ヒドロキシ酸(α-Hydroxy acid)
・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6,Fatty acid esters of pyridoxine)
・イチョウエキス(Ginkgo biloba extract)
・カモミラエキス(Chamomile extract)
・チョウジエキス(Clove extract)
・ヒオウギエキス(Belamcanda chinensis extract)
・豆乳発酵液(Soymilk fermented)
・グリチルリチン酸及びその誘導体(Glycyrrhizic acid)
・リモネン(Limonene)
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