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スパイス/ハーブ/生薬/シソ科植物/ショウガ科植物/アブラナ科植物/フトモモ科植物/ネギ科植物/ナス科植物/コショウ科植物/セリ科植物
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中谷延二 放送大学;大阪市立大学 高橋和良 エスビー食品㈱ 吉川雅之 京都薬科大学 西村 修 小川香料㈱ 菊﨑泰枝 奈良女子大学 越阪部奈緒美 芝浦工業大学 上野有紀 愛知学院大学 大澤俊彦 愛知学院大学 村上 明 京都大学 森光康次郎 お茶の水女子大学 三浦陽介 金印㈱ 熊谷日登美 日本大学 稲成 信 日本大学 有賀豊彦 日本大学 西村弘行 東海大学 今井真介 ハウス食品㈱ 関 泰一郎 日本大学 細野 崇 日本大学 渡辺達夫 静岡県立大学 佐藤 努 静岡県立大学 | 堀江俊治 城西国際大学 田嶋公人 城西国際大学 松本健次郎 城西国際大学 古旗賢二 城西大学 松田久司 京都薬科大学 黒林淑子 長谷川香料㈱ 武藤知衣 神奈川工科大学 武政三男 ㈱スパイススタジオ 大本秀郎 高田香料㈱ 堀内政宏 高田香料㈱ 大槻英明 高田香料㈱ 春田 亮 高田香料㈱ 斉藤 司 長谷川香料㈱ 山本直人 長谷川香料㈱ 与那覇恵 ㈱琉球バイオリソース開発 永井 雅 金印㈱ 鳴神寿彦 ハウス食品㈱ 中村 清 エスビー食品㈱ 石田賢哉 高砂香料工業㈱ |
執筆者の所属表記は、2011年当時のものを使用しております。
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第1章 スパイス・ハーブとは
1 スパイス・ハーブの歴史
2 スパイスの分類
2.1 植物学的分類
2.2 風味による分類
2.3 利用する部位による分類
3 スパイス・ハーブのもつ機能
3.1 食嗜好性向上機能
3.2 食品保存機能
3.2.1 抗酸化機能
3.2.2 抗菌機能
3.3 生体調節機能
3.3.1 アロマテラピー
3.3.2 抗炎症・抗発がん抑制機能
3.3.3 血小板凝集阻害機能
3.3.4 生薬としての機能
3.3.5 アミラーゼの活性化
3.3.6 その他の生体調節機能
第2章 スパイス・ハーブの歴史
1 世界における歴史
1.1 古代エジプト
1.2 中国
2 医学との歴史的関わり
3 世界のスパイスの歴史を変えた4人
3.1 マルコ・ポーロの偉業(『東方見聞録』)
3.2 コロンブスの偉業(新大陸発見・大航海時代へ)
3.3 バスコ・ダ・ガマの偉業(インド航路発見)
3.4 マゼランの偉業(世界周航)
4 スパイス戦争
5 日本における歴史
5.1 日本独自の食文化
5.2 外来スパイスの上陸
第3章 スパイス・ハーブと生薬
1 はじめに
2 薬食同源
3 薬用食品
3.1 ウイキョウ(茴香,フェンネル,シナモン)
3.2 ショウキョウ,カンキョウ(生姜,乾姜,ジンジャー)
3.3 ケイヒ(桂皮,カシア)
3.4 サンショウ(山椒)
3.5 チョウジ(丁字,グローブ)
4 おわりに
第4章 スパイス・ハーブの食品としての機能
1 香気成分
1.1 はじめに
1.2 シソ科
1.3 ショウガ科
1.4 アブラナ科
1.5 フトモモ科
1.6 ユリ科
1.7 ナス科
1.8 コショウ科
1.9 セリ科
1.10 おわりに
2 呈味成分
2.1 辛味作用
2.1.1 トウガラシの辛味成分
2.1.2 コショウの辛味成分
2.1.3 ショウガの辛味成分
2.1.4 サンショウの辛味成分
2.1.5 アブラナ科植物の辛味成分
2.1.6 その他のスパイス・ハーブの辛味成分
2.1.7 スコービル単位
2.2 苦味成分
3 色素
3.1 パプリカ(Capsicum annuum var. cuneatum)
3.2 トウガラシ(Capsicum annuum)
3.3 ターメリック(ウコン, Curcuma domestica(C. longa))
3.4 サフラン(Crocus sativus)
3.5 シソ(Perilla frutescens)
第5章 シソ科植物と機能
1 概要
1.1 オレガノ(Origanum vulgare)
1.2 クミスクチン(Orthosiphon aristayus)
1.3 シソ(Perilla frutescens)
1.4 セージ(Salvia officinalis)
1.5 セイボリー(Satureja hortensis)
1.6 タイム(Thymus vulgaris)
1.7 マジョラム(Origanum majorana)
1.8 ミント(Mentha piperita)
1.9 ローズマリー(Rosmarinus officinalis)
2 シソ科植物の抗酸化性
2.1 シソ科ハーブの抗酸化成分
2.2 ローズマリー,セージの抗酸化成分
2.3 タイムの抗酸化成分
2.4 オレガノの抗酸化成分
2.5 その他のシソ科ハーブの抗酸化成分
3 シソに含まれる機能成分
3.1 シソの品種と食品としての利用
3.2 シソの栄養価と機能成分
3.3 シソの機能性
3.3.1 ペリラアルデヒド
3.3.2 ポリフェノール類
3.3.3 リノレン酸
3.4 おわりに
第6章 ショウガ科植物と機能
1 ショウガ科植物由来のスパイス・ハーブと生体機能
1.1 大ガランガル(大良姜)
1.1.1 胃粘膜保護作用
1.1.2 抗アレルギー・抗炎症作用
1.2 小ガランガル(良姜)
1.3 ジンジャー(生姜)
1.3.1 辛味成分の生体機能
1.4 ターメリック(鬱金)とガジュツ(莪朮)
2 抗酸化活性
2.1 ポピュラーなショウガ科香辛料の抗酸化性
2.2 ショウガの抗酸化成分
2.3 ウコンの抗酸化成分
2.4 その他のショウガ科植物の抗酸化成分
2.5 ショウガの生体内抗酸化作用
3 ウコンの機能
3.1 はじめに
3.2 クルクミンのがん予防効果
3.3 「クルクミン」の吸収・代謝
3.4 「テトラヒドロクルクミン」の持つ新しい生理機能
3.5 「クルクミン類縁体」による脳内老化予防効果
3.6 おわりに
4 ハナショウガの機能
4.1 はじめに
4.2 培養細胞系での生物活性
4.3 実験動物における生理機能
4.4 作用メカニズム
4.5 おわりに
第7章 アブラナ科植物と機能
1 概要
2 ワサビの機能
2.1 はじめに
2.2 ワサビITCs
2.3 機能性
2.3.1 抗酸化作用
2.3.2 抗関節炎作用
2.3.3 抗アレルギー作用
2.4 安全性
2.5 おわりに
3 ダイコンの機能
3.1 はじめに
3.2 ダイコンの抗酸化作用
3.3 ダイコンの抗菌作用
3.4 ダイコンの抗変異原性・抗癌作用
3.5 ダイコンの肝障害抑制作用
3.6 ダイコンの血糖値上昇抑制作用
3.7 ダイコンの抗尿路結石作用
第8章 フトモモ科植物と機能
1 フトモモ科に属するスパイス・ハーブ
1.1 クローブ
1.2 オールスパイス
2 抗菌性
3 抗酸化性
4 抗腫瘍活性
5 抗糖尿病作用
6 ヒスチジン脱炭酸酵素阻害作用
7 メラニン形成抑制作用
8 オイゲノールの各種細胞損傷と回復に対する作用
第9章 ネギ科植物と機能
1 概要
1.1 はじめに
1.2 新しい科「ネギ科」
1.3 ネギ科植物の成分上の特徴
1.4 ネギ科植物の食品機能性
2 タマネギの機能
2.1 タマネギの成分的特性
2.2 抗酸化作用
2.3 血小板凝集阻害作用
2.4 血圧上昇抑制作用
2.5 記憶障害改善効果
2.6 テストステロン(男性ホルモン)誘導活性
2.7 おわりに
3 タマネギの催涙成分
3.1 LFの構造とその生成機構
3.1.1 LFとその前駆体の構造
3.1.2 LFの生成機構について
3.2 LFの生理的な役割
3.2.1 LFの動物に対する作用
3.2.2 LFの抗菌,抗原生動物,防虫活性
3.3 催涙性の少ないタマネギ,無いタマネギの開発
4 ニンニクの機能
4.1 はじめに
4.2 ニンニクの硫黄代謝と香気成分生成機構
4.3 ニンニク由来化合物の機能性
4.3.1 抗血小板作用
4.3.2 心保護作用
4.3.3 血漿脂質に対する抗酸化作用
4.3.4 脂質異常改善効果
4.3.5 血糖改善,抗糖尿病効果
4.3.6 抗がん作用,抗菌作用
4.4 まとめ
第10章 ナス科植物(トウガラシ属)と機能
1 概要
1.1 トウガラシについて
1.2 辛味成分カプサイシン
1.3 カプサイシンの生理機能
1.4 色素
1.5 その他の成分
2 カプサイシンの胃粘膜保護作用
2.1 カプサイシンの作用のアウトライン
2.2 辛味と高温に反応する熱刺激受容体TRPV1
2.3 トウガラシのひりひりする痛みを伴う辛味
2.4 カプサイシンのTRPV1を介した胃粘膜保護作用
2.5 カプサイシンによる胃潰瘍の増悪―諸刃の刃
2.6 辛味健胃薬としてのトウガラシ
2.7 消化管におけるカプサイシンのターゲットTRPV1の分布
2.8 トウガラシの辛味は胃腸でも味わう
3 カプシノイドとその他の成分の機能
3.1 カプシノイド
3.2 その他の類縁化合物
第11章 コショウ科植物由来スパイス・ハーブと生体機能
1 はじめに
2 コショウ
3 インドナガコショウ
4 ジャワナガコショウ
4.1 胃粘膜保護作用
4.2 D-ガラクトサミン/リポ多糖誘発肝障害抑制作用
4.3 PPARγアゴニスト様活性
5 カバ(カバカバ)
6 キンマ葉
7 おわりに
第12章 セリ科植物と機能
1 はじめに
2 フタリド類の食品機能(2次機能)
3 フタリド類の生理機能(3次機能)
第13章 スパイス・ハーブの調理特性
1 スパイスとハーブの違い
2 スパイスの機能と調理特性
2.1 スパイスの香味に影響を与える要因
2.2 スパイスの基本作用
2.3 スパイスの複合効果の活用
2.4 スパイスの調味料的特性
2.5 スパイスのブレンド効果とエージング効果
2.6 スパイスの相乗効果と抑制効果
2.7 スパイスの学習効果とセラピー効果
2.8 スパイスによるマスキング効果
第14章 ドライコートスパイス(香辛料抽出物製剤)の製造技術およびその特性と応用例
1 はじめに
2 香辛料抽出物の抽出方法
3 粉末化の種類
4 ドライコートスパイスの製造方法
4.1 乳化工程
4.2 噴霧乾燥工程
5 製造時の注意点
6 ドライコートスパイスの特性
7 畜肉製品の風味に対するドライコートスパイスの効果
8 ドライコートスパイスの応用例
9 おわりに
第15章 スパイス系シーズニングオイルの製造開発
1 はじめに
2 シーズニングとは
3 シーズニングオイルについて
4 シーズニングオイルの種類とスパイス系シーズニングオイルについて
5 シーズニングオイルの製造技術
5.1 低温抽出
5.2 加熱調理抽出
5.3 メイラード反応の応用
6 フライドガーリックの香気成分及びフレーバー開発
7 おわりに
第16章 ウコンの栽培と醗酵ウコンの製造開発
1 ウコンとは
2 ウコンの栽培
3 醗酵ウコンの製造開発
3.1 醗酵ウコンの抗酸化活性
3.2 アルコールおよび脂質代謝に対する影響
3.3 B型慢性肝炎患者に対する効果
3.4 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する効果
4 おわりに
第17章 ワサビの栽培と機能性成分の応用開発
1 はじめに
2 ワサビの栽培
3 ワサビの品種
4 ワサビの機能性成分
5 ワサビの機能性成分の利用
6 ワサビ根茎抽出物を配合したサプリメントの血流改善効果・抗酸化効果
7 おわりに
第18章 ブレンドスパイス・カレー粉の製造
1 カレー粉の歴史
1.1 インドからイギリスをへて日本へ
1.2 日本におけるカレー粉製造の歴史
2 カレー粉の製造工程
2.1 製造技術のポイント
2.1.1 原料
2.1.2 配合
2.1.3 製粉
2.1.4 焙煎と熟成
3 配合例から見るカレー粉の条件
4 カレー粉の応用開発例
第19章 世界各地のミックスハーブ,ミックススパイス
1 ブレンドスパイスとは
2 ブレンドスパイスを使うメリット
3 世界各地のミックススパイス
4 ミックスハーブ
5 飲料に使われるブレンドスパイス
6 自分流のブレンドスパイスを楽しむには
第20章 フレッシュハーブ(生)の製造開発
1 わが国におけるフレッシュハーブ
2 主要なフレッシュハーブ
2.1 スイートバジル
2.2 香菜(コリアンダー)
2.3 ルッコラ(ロケット)
2.4 イタリアンパセリ
2.5 チャービル
2.6 ミント類
2.7 ディル
2.8 ローズマリー
2.9 タイム
2.10 マーシュ(コーンサラダ)
2.11 セージ
2.12 フェンネル・フローレンス
2.13 ベビーリーフ
3 フレッシュハーブ栽培に対する考え方
4 栽培方法
5 増殖方法
6 法令関係
7 流通
8 保存方法,利用方法
第21章 「ミント」の香気成分と応用商材の開発
1 はじめに
2 ミントの分類
3 スペアミントの成分
4 ペパーミントの成分
4.1 l-メントールの特徴と製造方法
5 冷感剤(Cooling agent)の開発
5.1 メンチルエステル類
5.2 アミド類
5.3 アルコール・エーテル類
5.4 p-メンタン骨格を持たない冷感剤
6 おわりに
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