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スマートハウスの発電・蓄電・給電技術の最前線《普及版》

Forefront of Studies for Natural Energy, Electric Storage and DC Power Supply Technologies in Smart House

2011年刊「スマートハウスの発電・蓄電・給電技術の最前線」の普及版!
スマートハウスに関する技術と政策、業界動向もまとめ、住宅、電気、自動車IT関連など、スマートグリッド参入を目指す企業必見の書!!

※こちらの商品は弊社電子書籍専用販売サイト「CMCeBook」にてDL版商品を販売しております。 DL版のご注文はコチラ(別サイトに移動します)

商品コード:
B1202
監修:
田路和幸
発行日:
2017年4月10日
体裁:
B5判・277頁
ISBNコード:
978-4-7813-1195-1
価格(税込):
6,050
ポイント: 55 Pt
関連カテゴリ:
地球環境
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)
地球環境 > 省エネルギー・クリーンエネルギー

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キーワード:

政策動向/日本型スマートハウス/スマートグリッド/電力標準化/エネルギーマネジメントシステム/ICT/HEMS、太陽光発電/太陽電池/電力貯蔵/DC給電/LED/エコライブオフィス/ワイヤレス給電/微小電力回収/空調コントロール/蓄電/電気自動車

著者一覧


田路和幸   東北大学
畠中祥子   (財)日本情報処理開発協会
吉田博之   大和ハウス工業㈱
狩集浩志   日経BP社
堀 仁孝   NECトーキン㈱
天野博介   パナソニック㈱
池田一昭   日本アイ・ビー・エム㈱
木村文雄   積水ハウス㈱;芝浦工業大学
太田真人   積水化学工業㈱
沓掛健太朗  東北大学
宇佐美徳隆  東北大学
大関 崇   (独)産業技術総合研究所
佐々木 浩  NECトーキン㈱
小野田泰明  東北大学

伊藤 隆   東北大学
藤井克司   東北大学
八百隆文   東北大学
小新博昭   パナソニック電工㈱
松下幸詞   パナソニック電工㈱
飯沼朋也   コクヨ㈱
原川健一   ㈱竹中工務店
高橋俊輔   昭和飛行機工業㈱
松崎辰夫   (有)品川通信計装サービス
内海康雄   仙台高等専門学校
木村竜士   仙台高等専門学校
古川柳蔵   東北大学
堀江英明   日産自動車㈱

執筆者の所属表記は、2011年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

【第1編 概論】
スマートハウスの概要と展望

【第2編 スマートハウスの現状と方向性】
第1章 スマートハウスにおける政策動向
1 スマートグリッド・スマートハウスを巡る政府動向
 1.1 低炭素社会実現に向けて
 1.2 グリーン・イノベーション戦略の中の位置付け
2 スマートハウスの検討
 2.1 スマートハウスの必要性
 2.2 「スマートハウスのビジネスモデルに係る調査研究」での検討
 2.3 「スマートハウス実証プロジェクト」での検討

第2章 日本型スマートハウスの特徴と課題
1 はじめに
2 「スマートハウス実証プロジェクト」について
 2.1 プロジェクトの背景
 2.2 プロジェクトの目的
 2.3 プロジェクトの目標
 2.4 実施項目
 2.5 採択結果と実施体制
 2.6 各社の開発概要
3 日本型スマートハウスの特徴と課題
 3.1 過去におけるスマートハウスへの取り組み
 3.2 日本型スマートハウスの特徴と課題

第3章 スマートグリッド、スマートハウスの業界動向
1 蓄電池技術を活用
2 日本は太陽電池が末端に
3 普及が見込める車載電池を活用
4 パソコン向け電池セルを利用

第4章 再生可能エネルギーを含む電力平準化技術
1 直流給電システムについて
2 直流給電システムでの電力平準化について
3 送電側での電力平準化と、需要側での電力平準化
4 再生可能エネルギーの発電電力平準化について

第5章 スマートグリッド連携ホームエネルギーマネジメントシステムの展開
1 展開の背景
 1.1 環境革新企業の実現
 1.2 スマートグリッド
 1.3 スマートECOシティ
2 ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)の日本での展開概要
3 ヨーロッパでの展開概要
 3.1 ミッシングリンク
 3.2 スマートグリッド連携HEMS展開
4 中国での展開概要
5 今後の展開
 5.1 ビルのマネジメントシステム
 5.2 エリアのマネジメントシステム
 5.3 分散電源システム
 5.4 ECO-CITYへのトータルソリューション展開
 5.5 グリーンライフスタイルの実現

第6章 ICTを活用したスマートハウスの背景と目的、その進展
1 スマートハウスを通じた家庭エネルギー対策の必要性
2 スマートグリッドがもたらす変化
3 スマートハウスの社会システムICT基盤の共通化の必要性
4 スマートハウス社会システムICT基盤の共通化に向けての活動
5 スマートハウスICT基盤の実現のポイント
6 スマートハウス実現に向けてIBMが進めていること

第7章 自然を生かしたスマートハウス
1 はじめに
2 これからの日本の住まいはどうあるべきか
3 サステナブルデザインハウス(SDH)の試み
 3.1 プランの特徴
  3.1.1 平面計画
  3.1.2 パッシブデザイン
  3.1.3 縁側空間〜外と内の緩衝空間〜
  3.1.4 通気天窓〜自然の風力で換気する〜
 3.2 季節に合わせたパッシブな生活〜自ら心地良い場所を探す〜
 3.3 炎のある生活
 3.4 近隣と仲良く暮らす工夫
4 スマートハウス化の意義
5 未来の日本の住まい

【第3編 スマートハウスの導入に伴う太陽光/リチウムイオン電力貯蔵システム】
第1章 スマートハウスの取り組み(HEMS、太陽光発電、他)
1 スマートハウス取り組みの背景
2 セキスイハイム・スマートハウスの特徴
 2.1 太陽光発電+HEMS
 2.2 シンプルで低価格
 2.3 高い拡張性
 2.4 大きな社会メリット
 2.5 HEMSの機能
3 日本における住宅用太陽光発電の概要
4 太陽光発電システムの活用
5 光熱費ゼロ住宅について
6 住宅用PVシステムの今後の取り組み

第2章 太陽電池の基礎知識
1 太陽電池の動作原理
 1.1 キャリアの励起
 1.2 キャリアの輸送
 1.3 キャリアの分離
2 太陽電池のエネルギー変換効率
 2.1 エネルギー変換効率および各パラメータの定義
 2.2 最大エネルギー変換効率の理論限界
 2.3 エネルギー変換の損失要因
 2.4 太陽電池のエネルギー変換効率の意味
3 まとめ

第3章 太陽電池の耐久性向上と効率化のための対策
1 はじめに
2 太陽光発電システム概要
3 太陽光発電システムの汚れの模擬試験方法
4 太陽光発電システムの汚れの影響に関する研究事例
 4.1 太陽光発電システムの汚れの種類
 4.2 太陽光発電システムの汚れの実測・評価事例
 4.3 太陽光発電システムの汚れによる出力低下のモデリング
5 太陽光発電システムの汚れ対策技術
 5.1 太陽電池モジュール構造による対策技術
 5.2 太陽電池モジュール表面加工
 5.3 太陽電池モジュール直接洗浄技術
 5.4 太陽光発電システムの施工での工夫
6 まとめ

第4章 太陽光発電システム用リチウムイオン電力貯蔵
1 電力貯蔵用リチウムイオン電池技術
 1.1 モバイル用リチウムイオン電池
 1.2 自動車用リチウムイオン電池
 1.3 電池セルの構造
 1.4 電池パック内の保護回路について
 1.5 電池情報のモニタリングについて
 1.6 クラウド世代のリチウムイオン電池の形態
 1.7 クラウド的利用によるメンテナンス上の利点
2 分散型蓄電システムの特徴と蓄電メンテナンス技術
 2.1 はじめに
 2.2 分散型蓄電システム技術の概要
 2.3 蓄電メンテナンス技術の概要
 2.4 システムの特長
 2.5 実験システムの事例紹介
 2.6 むすび

【第4編 スマートハウスにおける新規電力供給システムと省エネ技術】
第1章 東北大学の取り組み
1 DC給電がもたらす生活空間の可能性
 1.1 DCライフスペースプロジェクト
 1.2 家電の変遷から見るライフスタイルと住空間
  1.2.1 日本における家電の変遷
  1.2.2 電源供給のスタイルと生活の変化
 1.3 ACからDCへ
  1.3.1 DCライフスペースのコンセプト
  1.3.2 デザインチームの構成
  1.3.3 DCライフスペースのデザイン
  1.3.4 各部のデザイン
  1.3.5 課題
 1.4 まとめ
2 電気化学エネルギー変換デバイスの最前線
 2.1 リチウムイオン電池、燃料電池
  2.1.1 はじめに
  2.1.2 東北大学におけるリチウムイオン2次電池の研究開発
  2.1.3 東北大学における固体高分子形燃料電池の研究開発
 2.2 LED
  2.2.1 LEDのスマートハウスへの応用
  2.2.2 LEDの構造
  2.2.3 LEDの照明としての利用
  2.2.4 LEDの効率向上
  2.2.5 窒化物半導体LEDの高効率化

第2章 スマートハウスにおける配線システムとLED導入
1 住宅用AC/DCハイブリッド配線システム
 1.1 まえがき
 1.2 DC配線の有用性
 1.3 システム構成
 1.4 導入効果
 1.5 開発状況
 1.6 今後の展開
 1.7 あとがき
2 LED照明の現状と将来展望
 2.1 まえがき
 2.2 LEDの特長とLED照明の現状
 2.3 今後の展開
 2.4 関連法規・規格
 2.5 住宅分野でのLED照明の導入事例
 2.6 あとがき

第3章 オフィスにおける取り組み
1 「エコライブオフィス」における直流蓄電と給電技術
 1.1 コクヨにおけるエコの取り組み
 1.2 エコライブオフィスにおけるCO2削減の施策
 1.3 オフィスにおける発電・蓄電・給電システム(直流給電)
  1.3.1 一次実験:ポータブルバッテリーシステム(持ち運び可能な電池モジュール)
  1.3.2 二次実験:直結システム(建物電力系統とは独立した回路)
 1.4 直流給電の現実的な課題
 1.5 今後の展開

第4章 ワイヤレス給電技術
1 直流送電とワイヤレス送電を組み合わせた電力供給技術
 1.1 はじめに
 1.2 目的の再確認
 1.3 電力・通信統合層
  1.3.1 直流送電
  1.3.2 通信機能
 1.4 ワイヤレス電力伝送
  1.4.1 直列共振電力伝送方式
  1.4.2 直列共振方式の特性、問題点
  1.4.3 実験結果
  1.4.4 通信機能
  1.4.5 安全性
 1.5 統合イメージ
 1.6 まとめ
2 電磁誘導方式ワイヤレス給電システム
 2.1 電磁誘導方式の開発動向
 2.2 電磁誘導方式の原理
 2.3 電磁誘導方式の開発
 2.4 太陽光発電電力利用型非接触充電ステーション
 2.5 標準化に向けた取り組み

第5章 微小電力回収システム
1 身近なところにある微小電力に注目
2 微小電力回収の動機
3 微小電力としての廃棄エネルギー回収源の例
4 微小電力回収システム構成
5 回収した電力の活用方法
6 微小電力を貯める(リム発電充電BOX)
7 貯めた電力を確認する(リム発電充電量モニタ)
8 リム発電充電BOXの成果
9 貯めた電力を集める(エコバケット)
10 充電量の見える化
11 充電量の見える化管理内容
12 エコバケットの成果
13 定格・スペック
14 まとめ

第6章 空調等自動コントロールシステム
1 はじめに
2 次世代のBEMSとしてのBACFlex
 2.1 BACFlexによるBEMS機能強化
 2.2 BACFlexの特徴
3 BACFlexの構成と動作
 3.1 BACFlexのシステム構成
 3.2 シナリオに沿ったシステム全体の動作
4 導入事例(仙台高専地域イノベーションセンター)
 4.1 実測の概要
 4.2 結果および考察
5 アンケートによる制御状況の把握と改善方法の検討
 5.1 アンケート実施のねらい
 5.2 実施期間
 5.3 アンケート方法
 5.4 結果
 5.5 まとめ
6 おわりに

【第5編 スマートハウスと次世代自動車】
第1章 蓄電機能付き住宅の開発
1 はじめに
2 何のためのスマートか
3 分散して存在する小さな自然エネルギーを活用する
4 微弱エネルギーをためること
5 意識が行動につながらない
6 省エネ行動促進の可能性
7 交流電力から直流電力へ
8 普及の可能性
9 普及の阻害要因

第2章 電気自動車の開発と展望
1 はじめに
2 高性能環境車両用電池システム
3 電池に求められる特性
 3.1 性能要件の概論:出力と容量
 3.2 電池の出力特性とエネルギー効率
 3.3 熱的課題と設計
  3.3.1 発熱の考え方
  3.3.2 出力Pが決まっているときの発熱量計算
  3.3.3 電池の温度上昇
 3.4 システムとしての組電池制御
4 高性能環境車両におけるエネルギー効率の考え方
 4.1 各種車両での効率比較