カテゴリ

  • 近日発売の新刊情報
  • CMCeBOOK

オリゴ糖の製法開発と食品への応用《普及版》

Development of Production Methods of Oligosaccharides and their Applications for Foodstuffs(Popular Edition)

2012年刊「オリゴ糖の製法開発と食品への応用」の普及版!
★機能性食品素材として注目のオリゴ糖を30種以上網羅した成書!
★詳細な製法から機能性、食品分野への応用展開など徹底解説!
★製糖企業はもちろん、様々な食品企業にとって有益な情報が満載!

商品コード:
B1260
監修:
早川幸男,中久喜輝夫
発行日:
2018年10月11日
体裁:
B5判・237頁
ISBNコード:
978-4-7813-1297-2
価格(税込):
5,170
ポイント: 47 Pt
関連カテゴリ:
食品
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)
食品 > 製造・加工技術

Review

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

キーワード:

オリゴ糖/澱粉関連オリゴ糖/マルトオリゴ糖/シクロデキストリン/ショ糖関連オリゴ糖/フラクトオリゴ糖/ラクトスクロース/乳糖関連オリゴ糖/ガラクトオリゴ糖/ラクチュロース/オリゴ糖の製法と機能特性

著者一覧


早川幸男   (社)菓子・食品新素材技術センター
中久喜輝夫  (社)菓子・食品新素材技術センター
中西泰介   昭和産業㈱
三國克彦   塩水港精糖㈱
和田幸樹   日本食品化工㈱
中川佳紀   日本食品化工㈱
西田毅弘   ㈱林原
竹森浩義   ㈱林原
藤本佳則   日本食品化工㈱
久保田倫夫  ㈱林原生物化学研究所
齊藤典行   ㈱林原
上野慶一   ㈱明治フードマテリア
永井幸枝   三井製糖㈱
宮坂清昭   三井製糖㈱
伊藤哲也   塩水港精糖㈱

藤田孝輝   塩水港精糖㈱
堀内賢一   日本甜菜製糖㈱
金井晴彦   ヤクルト薬品工業㈱
長南 治   ㈱ヤクルト本社
関 信夫   森永乳業㈱
佐分利亘   北海道大学
松井博和   北海道大学
藤川茂昭   サントリーウエルネス㈱
大野木宏   タカラバイオ㈱
柴田歌菜子  焼津水産化学工業㈱
南条文雄   三井農林㈱
舟根和美   (独)農業・食品産業技術総合研究機構
松原保仁   香川県産業技術センター
釜阪 寛   江崎グリコ㈱
魚津伸夫   ㈱ファンケル

執筆者の所属表記は、2012年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

序章 オリゴ糖の基礎知識
1 オリゴ糖開発の背景
2 オリゴ糖の種類
3 オリゴ糖の製造法
4 オリゴ糖の機能特性と利用
 4.1 オリゴ糖の機能特性
 4.2 オリゴ糖の安全性
 4.3 オリゴ糖の用途
5 結語

【第1編 澱粉関連オリゴ糖の製法と機能特性】
第1章 マルトオリゴ糖
1 マルトース
 1.1 概要
 1.2 製造方法
 1.3 諸性質
 1.4 安全性
 1.5 用途
2 マルトトリオース(G3)
 2.1 概要
 2.2 製造方法
 2.3 諸性質
 2.4 安全性
 2.5 用途
3 マルトテトラオース(G4)
 3.1 概要
 3.2 製造方法
 3.3 諸性質
 3.4 安全性
 3.5 用途
4 マルトペンタース(G5)~マルトヘプタオース(G7)
 4.1 概要
 4.2 製造方法
  4.2.1 マルトペンタオースシロップの生産
  4.2.2 マルトヘキサオース&マルトへプタオースの生産
 4.3 諸性質
 4.4 安全性
 4.5 用途
  4.5.1 食品用途
  4.5.2 診断薬分野

第2章 イソマルトオリゴ糖
1 はじめに
2 製造方法と製品組成
 2.1 製法
 2.2 製品の糖組成
3 製品特性と組成
 3.1 甘味特性
 3.2 保湿性
 3.3 耐熱性,耐酸性
 3.4 メイラード反応
 3.5 発酵性
4 食品用途への応用例
 4.1 味質調整機能
 4.2 タンパク変性抑制機能
 4.3 煮崩れ低減機能
5 安全性
6 おわりに

第3章 シクロデキストリン
1 α-シクロデキストリン
 1.1 はじめに
 1.2 製造方法
 1.3 生理機能および利用特性
2 β-シクロデキストリン
 2.1 はじめに
 2.2 製造法
 2.3 基本物性
 2.4 関連法規等
 2.5 利用例
  2.5.1 難水溶性物質の溶解性改善
  2.5.2 水溶液の安定化効果
  2.5.3 抽出への利用
  2.5.4 苦味・渋みの抑制
  2.5.5 粉末化による徐放効果
 2.6 まとめ
3 γ-シクロデキストリン
 3.1 概要
 3.2 製造方法
 3.3 生理機能と作用機序
 3.4 安全性評価
 3.5 用途展開や実用化
  3.5.1 ルチンの退色防止及び水溶性の改善
  3.5.2 オレイン酸粉末の酸化抑制
  3.5.3 コエンザイムQ10の可溶化
4 シクロデキストリン誘導体
 4.1 分岐シクロデキストリン
  4.1.1 はじめに
  4.1.2 製造方法
  4.1.3 機能特性
  4.1.4 まとめ
 4.2 HPβ-シクロデキストリン
  4.2.1 ヒドロキシプロピル化シクロデキストリンとは
  4.2.2 HP-β-CDの製造法
  4.2.3 HP-β-CDの物性
  4.2.4 HP-β-CDの安全性
  4.2.5 HP-β-CDの利用例
  4.2.6 おわりに

第4章 トレハロース
1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序の最新知見
4 安全性評価
5 用途展開や実用化
 5.1 水和特性
 5.2 ガラス転移温度
 5.3 氷結晶成長抑制作用
 5.4 澱粉の老化抑制
 5.5 タンパク質の変性抑制
 5.6 脂質の変敗抑制
 5.7 テクスチャー保持

第5章 マルトシルトレハロース(ハローデックス(R))の製法と機能特性
1 はじめに
2 マルトシルトレハロースの構造
3 製造方法
4 基本物性
5 機能特性
6 おわりに

第6章 ニゲロオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 安全性評価
4 用途展開や実用化
 4.1 果汁感増強効果
 4.2 天然色素退色抑制効果
 4.3 旨味保持・増強効果
 4.4 その他の利用特性
5 おわりに

第7章 ゲンチオオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 味質特性と生理機能
 3.1 味質特性
 3.2 ヒト腸内フローラへの影響
4 安全性評価
5 用途展開や実用化
 5.1 苦味付与効果
 5.2 果汁感増強効果
 5.3 その他の利用特性
6 おわりに

第8章 コージオリゴ糖
1 コージオリゴ糖
2 コージビオース
3 コージビオースホスホリラーゼ
4 酵素生産
5 コージオリゴ糖生産
6 セラギノース
7 分析
8 用途

第9章 環状四糖・五糖
1 環状四糖
 1.1 CNN
  1.1.1 製造方法
  1.1.2 分析方法
  1.1.3 製品の種類
  1.1.4 利用
 1.2 CMM
  1.2.1 製造方法
  1.2.2 分析方法
  1.2.3 製品の種類
  1.2.4 利用
2 環状五糖
 2.1 CG5
  2.1.1 製造方法
  2.1.2 分析方法
  2.1.3 製品の種類

【第2編 ショ糖関連オリゴ糖の製法と機能特性】
第10章 グリコシルスクロース(カップリングシュガー(R))
1 概要
2 製造方法
3 基本物性と機能特性
4 安全性評価
5 食品への応用
 5.1 和菓子類
 5.2 洋菓子類

第11章 フウラクトオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序の最新知見
 3.1 ビフィズス菌増殖効果
 3.2 整腸作用
 3.3 難消化性
 3.4 ミネラル吸収促進作用
 3.5 難う蝕性
 3.6 便臭軽減作用
4 安全性評価
 4.1 食経験
 4.2 毒性試験
 4.3 下痢に対する最大無作用量
5 用途展開や実用化

第12章 イソマルチュロース(パラチノース(R))
1 概要
2 製造方法
3 安全性評価
4 生理機能と作用機序
5 用途展開及び実用化

第13章 ラクトスクロース
1 はじめに
2 LSの工業的生産方法
3 LSの安全性
4 LSの諸物性
5 LSの消化性
6 腸内細菌による資化性
7 整腸効果
8 ミネラルの吸収促進効果
9 乳糖不耐症の症状の軽減
10 脂肪蓄積抑制効果
11 免疫調節作用
 11.1 アレルギー症状の緩和効果
 11.2 腸管における感染防御効果
 11.3 インフルエンザウイルス感染予防効果
12 おわりに

第14章 ラフィノース
1 概要
2 製造方法
3 生理的機能と作用機序
 3.1 腸内菌叢の改善と整腸作用
 3.2 アトピー性皮膚炎の改善効果
 3.3 保存性向上効果
4 安全性評価
5 用途展開と実用化

【第3編 乳糖関連オリゴ糖の製法と機能特性】
第15章 ガラクトオリゴ糖
1 β-結合オリゴ糖
 1.1 概要
  1.1.1 β-結合オリゴ糖の構造
  1.1.2 生体中のβ-結合オリゴ糖
 1.2 製造方法
  1.2.1 β-結合オリゴ糖の開発経緯
  1.2.2 オリゴメイトの製造方法
 1.3 生理機能と作用機序の最新知見
  1.3.1 消化・吸収とエネルギー
  1.3.2 腸内細菌による資化性
  1.3.3 便性の改善
  1.3.4 ミネラル吸収の促進
  1.3.5 最近の話題:皮膚性状に及ぼす影響
 1.4 安全性評価
 1.5 用途開発や実用化
  1.5.1 OM55Nの物理化学的性質
  1.5.2 乳製品への利用
  1.5.3 飲料への利用
  1.5.4 パン・菓子類への利用
  1.5.5 特定保健用食品
  1.5.6 育児調製粉乳への利用
  1.5.7 ビフィズス菌選択培地成分としてのGOS
2 α-結合ガラクトオリゴ糖
 2.1 はじめに
 2.2 α-GOSの大量調製法
 2.3 α-GOSの安全性
 2.4 α-GOSの諸物性
 2.5 α-GOSの消化性
 2.6 腸内細菌による資化性
 2.7 ヒト腸内フローラおよび糞便性状に及ぼす影響
 2.8 α-GOSの最大無作用量
 2.9 カンジダ菌の定着予防・除去効果
 2.10 関節炎に対する発症予防効果
 2.11 アレルギー性喘息の抑制効果
 2.12 おわりに

第16章 ラクチュロース
1 概要
2 製造方法
 2.1 製品規格
 2.2 耐熱性・耐酸性・加工特性
3 生理機能と作用機序の最新知見
 3.1 整腸作用
 3.2 ミネラル吸収促進
 3.3 骨強度向上
 3.4 脂肪蓄積防止作用
 3.5 作用機序
4 安全性評価
 4.1 急性毒性試験
 4.2 最大無作用量
5 用途展開や実用化
 5.1 育児用調製粉乳への利用
 5.2 特定保健用食品としての利用
 5.3 健康食品としての利用
 5.4 医薬品としての利用

第17章 エピラクトース
1 CE
2 CEを用いたエピラクトースの合成
3 エピラクトースの消化性とビフィズス菌増殖活性
4 エピラクトースによるミネラル吸収の促進
5 骨粗鬆症モデルラットへのエピラクトースによるミネラル吸収促進効果
6 まとめ

【第4編 その他のオリゴ糖の製法と機能特性】
第18章 キシロオリゴ糖
1 はじめに
2 キシロオリゴ糖の製造
 2.1 原料
 2.2 前処理
 2.3 酵素分解
3 キシロオリゴ糖の物性
4 キシロオリゴ糖の生理活性
5 特定保健用食品とキシロオリゴ糖

第19章 アガロオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 生理機能と作用機序
 3.1 アガロオリゴ糖の抗炎症作用
 3.2 アガロオリゴ糖の関節への作用
 3.3 アガロオリゴ糖の皮膚への作用
 3.4 アガロオリゴ糖の抗炎症作用の機序
4 安全性評価
5 用途

第20章 キチンオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 特性
 3.1 利用上の特性
 3.2 難消化性
 3.3 腸内細菌利用性
 3.4 腸管吸収性
4 生理機能
 4.1 免疫賦活作用・抗腫瘍作用
 4.2 その他の生理作用
5 安全性
6 応用
7 今後の展望

第21章 キトサンオリゴ糖
1 概要
2 製造方法
3 特性
 3.1 利用上の特性
 3.2 難消化性
 3.3 腸内細菌利用性
4 生理機能
 4.1 抗菌作用
 4.2 抗腫瘍作用
 4.3 免疫賦活作用
 4.4 植物への作用
 4.5 その他の生理作用
5 安全性
6 応用
7 今後の展望

第22章 シクロフラクタン
1 はじめに
2 構造
3 製法
4 性質
5 安全性
6 シクロフラクタンの生体調節機能
 6.1 腸管IgA抗体生産促進作用
 6.2 血中脂肪改善作用
 6.3 体脂肪蓄積抑制作用
7 食品への応用
 7.1 苦渋味抑制作用
 7.2 鉄臭抑制作用
 7.3 褐変抑制作用
8 おわりに

第23章 シクロデキストラン
1 シクロデキストランの構造
2 シクロデキストランの製造法
3 シクロデキストランの性質と機能
 3.1 シクロデキストランの包接能
 3.2 シクロデキストランの抗プラーク作用

第24章 アルギン酸オリゴ糖
1 アルギン酸
2 アルギン酸リアーゼ
3 アルギン酸オリゴ糖の製造方法
4 アルギン酸オリゴ糖の植物成長促進作用
5 アルギン酸オリゴ糖の機能性と食品への利用ついて

第25章 リン酸化オリゴ糖カルシウム
1 リン酸化オリゴ糖カルシウムの調製方法
2 POs-Caの安全性
3 カルシウム素材としてのPOs-Ca
 3.1 POs-Caの生体利用性
 3.2 POs-Ca由来カルシウムの腸管吸収性
4 POs-Caのオーラルケア用途への利用
 4.1 POs-Caの再石灰化効果
 4.2 SPring-8におけるエナメル質の再結晶化の検証
5 おわりに

第26章 ダイフラクトースアンハイドライドIII(DFAIII)
1 概要
2 製造方法と特徴
3 機能性
 3.1 カルシウム
 3.2 鉄
 3.3 その他
4 安全性
5 実用化