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2020年版ファインケミカル年鑑 

Yearbook of Fine Chemical 2020

★ビジネスに役立つ数少ないファインケミカル業界の資料集の最新版!
★業種編ではファインケミカル業界35業種の生産・輸出入状況から最新の動向まで徹底分析!
★製品編では注目のファインケミカル中間体・製品100品目のシェア・生産量・用途・価格を独自調査!

商品コード:
A0723
発行日:
2019年10月29日
体裁:
B5判・494頁
ISBNコード:
978-4-7813-1443-3
価格(税込):
77,000
ポイント: 700 Pt
関連カテゴリ:
ファインケミカル

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キーワード:

医薬品/再生医療/バイオ医薬品/香料/化粧品/農薬/合成染料/有機顔料/印刷インキ/塗料/接着剤/界面活性剤/石けん・洗剤/有機ゴム薬品/触媒/試薬/半導体/フラットパネルディスプレイ/プリンター/タッチパネル/リチウムイオン電池/太陽電池/プラスチック添加剤/紙・パルプ薬品/水処理薬品/コンクリート用化学混和剤/石油製品添加剤/機能性食品/食品添加物/飼料添加物/産業用酵素/芳香・消臭・脱臭剤/抗菌・防カビ剤/脂肪酸/レアアース

刊行にあたって

 2018年度のわが国の化学業界は、上半期で昨年に続く好業績を維持できたこともあり、多くの企業が昨年並みもしくはそれ以上の業績を達成しました。その一方で、原材料の高騰や中国の成長鈍化といったマイナス要素が発生したため、下半期には業界の上昇傾向に頭打ち感が出始めました。これまで利益を牽引した石油化学の市況下落が影響したほか、日系メーカーが得意とする高機能材料(スマートフォン、半導体、自動車など)の世界市場が低迷したこともあり、今後の見通しに翳りが生じています。ファインケミカル産業の盛衰が各素材の市況だけでなく、各国の政治状況や地政学的な問題、環境規制の変化に大きく左右される実情を、改めて突き付けられた年でした。
 国内企業は今後、デジタル化の推進と環境対応について、長期的な視点で取り組む必要に迫られています。近年の、IoTやAI、自動運転に代表される高度情報通信技術の劇的な進歩によって、あらゆる産業のあり方が変わってきましたが、化学業界もその例外ではありません。情報通信技術を駆使して有用データを膨大に集めることで、市場において優位性を確保できるだけでなく、既存のコア製品に付加価値を提供したり、顧客との関係強化を実現できる可能性も出てきます。また環境対応の面では、現在世界中で注目を集めている海洋廃プラスチック問題など、取り巻く課題は山積しています。資源循環や環境負荷の低減を目指すという世界共通の認識が醸成されつつある中、今後、日本企業がどのように寄与していくかが問われています。
 今年で47周年を迎える本書は、ファインケミカル産業の動向や貴重な化学品の各種データをとりまとめた国内唯一の書籍となっております。業種編は、「医薬品・香粧品工業」、「既存ファインケミカル工業」、「エレクトロニクス産業とファインケミカルス」「工業用薬剤・添加剤」の4部構成で、再生医療、バイオ医薬品など最新項目を加えた35工業を取り上げ、統計や取材から、生産・輸出入・業界動向をまとめています。また、製品編ではファインケミカル中間体や原材料など100品目に関する製法・生産・需要動向・価格などのデータを収録しています。
 本書は,報道,解説されることの少ないファインケミカル産業の動向についてまとめた資料であり,変化の大きい現代の指針の一つとしてご活用いただけるものと考えております。本書が経営戦略立案に役立つことができましたら幸いです。

著者一覧

シームシー出版編集部

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業種編
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業種編総論

<医薬品・香粧品工業>
1 医薬品工業
1.1 医療用医薬品
1.2 一般用医薬品
1.3 臨床検査薬
2 再生医療
2.1 概要
2.2 関連制度と体制
2.3 研究開発動向
2.4 メーカー動向
3 バイオ医薬品
3.1 概要
3.2 業界動向
3.3 バイオシミラー
4 香料工業
4.1 需給動向
4.2 輸出入動向
4.3 安全問題への対応
4.4 メーカー動向
4.5 製品開発動向
5 化粧品工業
5.1 需給動向
5.2 輸出入動向
5.3 化粧品受託製造市場の動向
5.4 日系メーカーの海外戦略

<既存ファインケミカル工業>
6 農薬工業
6.1 需給動向
6.2 輸出入動向
6.3 生産動向
6.4 業界動向
6.5 開発動向
7 合成染料工業
7.1 生産概要
7.2 輸出入の概要
7.3 メーカー動向
7.4 開発動向
8 有機顔料工業
8.1 生産概要
8.2 需要先概要
8.3 輸出入の概要
8.4 メーカー動向
8.5 製品開発動向
8.6 環境問題への対応
9 印刷インキ工業
9.1 需要動向
9.2 製品別動向
9.3 輸出入動向
9.4 メーカー動向
9.5 環境対応製品開発動向
10 塗料工業
10.1 需要概要
10.2 品目別生産概要
10.3 需要分野の動向
10.4 輸出入動向
10.5 メーカー動向
10.6 環境,社会への対応
11 接着剤工業
11.1 需給概要
11.2 品目別概要
11.3 需要動向
11.4 輸出入の概要
11.5 業界動向
11.6 環境問題への対応
12 界面活性剤工業
12.1 概要
12.2 各用途分野の動向
12.3 品目別需要動向
12.4 輸出入動向
13 石けん・洗剤工業
13.1 業界概要
13.2 需給動向
13.3 輸出入動向
13.4 環境問題への対応
14 有機ゴム薬品工業
14.1 需要動向
14.2 新ゴムの需給動向
14.3 有機ゴム薬品の輸出入概要
14.4 メーカー動向・製品開発
15 触媒工業
15.1 業界概要
15.2 市場動向
15.3 輸出入動向
15.4 需要
15.5 企業・技術動向
16 試薬工業
16.1 概要
16.2 需給動向

<エレクトロニクス産業とファインケミカルス>
17 半導体用ケミカルス
17.1 半導体市場動向
17.2 半導体製造用ガス
17.3 フォトレジスト
17.4 半導体封止材料
18 フラットパネルディスプレイ用ケミカルス
18.1 フラットパネルディスプレイ市場
18.2 液晶ディスプレイ市場
18.3 有機EL 市場
18.4 電子ペーパー市場
18.5 液晶ディスプレイ構成材料
18.6 有機EL 構成材料
19 プリンター用ケミカルス
19.1 世界のプリンター市場
19.2 国内プリンター市場
19.3 プリンター用ケミカルスの市場動向
20 タッチパネル工業
20.1 概要
20.2 市場動向
20.3 材料・開発動向
20.4 企業動向
21 電池用材料・ケミカルス
21.1 電池市場の概要
21.2 開発動向と構成材料
21.3 二次電池構成材料の市場動向
22 太陽電池用ケミカルス
22.1 市場動向
22.2 日本の出荷量
22.3 世界の太陽光発電導入状況
22.4 タイプ別太陽電池の動向
22.5 セル・モジュールの国内市場
22.6 太陽電池の周辺材料・技術の動向

<工業用薬剤・添加剤>
23 プラスチック添加剤工業
23.1 概要
23.2 添加剤の需給動向
24 紙・パルプ用化学薬品工業
24.1 概要
24.2 紙・板紙需要動向
24.3 製紙パルプ需要動向
24.4 古紙需要動向
24.5 製紙用薬剤需要動向
24.6 製紙用薬剤メーカーの動向
25 水処理薬品工業
25.1 概要
25.2 硫酸アルミニウム(硫酸バンド)
25.3 ポリ塩化アルミニウム(PAC)
25.4 ポリ硫酸第二鉄(「ポリテツ」)
25.5 次亜塩素酸ソーダ
25.6 活性炭
25.7 高分子凝集剤
26 コンクリート用化学混和剤工業
26.1 概要
26.2 種類と性能
26.3 需要動向
26.4 技術動向
26.5 おわりに
27 石油製品添加剤工業
27.1 概要
27.2 需給動向
27.3 添加剤メーカーの動向
28 健康食品・機能性食品工業
28.1 健康食品と機能性食品
28.2 トクホ市場動向
28.3 機能性表示食品市場動向
28.4 健康食品の機能別市場動向
29 食品添加物工業
29.1 概要
29.2 需給動向
30 飼料・飼料添加物工業
30.1 概要
30.2 需給動向
30.3 飼料原料の動向
30.4 飼料添加物の動向
31 産業用酵素工業
31.1 酵素の市場概況
31.2 産業用酵素の市場
31.3 メーカー動向
32 芳香・消臭・脱臭剤工業
32.1 概要
32.2 種類・素材など
32.3 市場動向
32.4 主な企業動向
33 抗菌・防カビ剤工業
33.1 概要
33.2 抗菌剤の種類
33.3 用途
33.4 メーカー動向
34 脂肪酸工業
34.1 需要概要
34.2 輸出入動向
34.3 原料動向
34.4 メーカー概要
35 レアアース工業
35.1 概要
35.2 需給動向
35.3 業界動向

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製品編
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1アクリル酸-4 -ヒドロキシブチル
2アジピン酸アンモニウム
3 N -アミノエチルピペラジン
4 2 -アミノ-4-クロロフェノール
5 2 -アミノチオフェノール
6 DL-アラニン
7 アルギン酸ナトリウム
8 イソステアリルアルコール
9 イソフタル酸
10 イソフタル酸ジアリル
11 N-イソプロピルアクリルアミド
12 p-エチルフェノール
13 N,N ‘-エチレンビスステアロアミド
14 塩化ベンゾイル
15 オキシ塩化リン
16 n-オクチルアルコール
17 γ-オリザノール
18 カテコール
19 カルボキシビニルポリマー
20 キシレノール
21 キシレン樹脂
22 グリオキザール
23 3-クロロ-2 -ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
24 ゲルマニウム
25 酢酸アリル
26 酢酸フタル酸セルロース
27 酢酸リナリル
28 サリチル酸
29 三塩化リン
30 酸化ジルコニウム
31 シアン酸ナトリウム
32 四塩化ケイ素
33 1,3-ジオキソラン
34 1,4-シクロヘキサンジカルボン酸
35 2,3-ジクロロ-5,6 -ジシアノベンゾキノン
36 3,6-ジクロロピリダジン
37 N,N -ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド
38 L-シスチン
39 L-システイン塩酸塩
40 ジビニルベンゼン
41 2-ジ-n-ブチルアミノ-4,6 -ジメルカプト-s-トリアジン
42 ジプロピレングリコール
43 ジペンタエリスリトールヘキサ(ペンタ)アクリレート
44 ジメチルエタノールアミン
45 ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛
46 ジメチルヒドラジン(非対称型)
47 臭化エチル
48 臭化メチル
49 酒石酸アンチモニルカリウム
50 スルファミン酸
51 スルフォラン
52 セミカルバジド塩酸塩
53 L-セリン
54 ソジウムアルコラート
55 ダイマー酸
56 炭酸リチウム
57 チオクト酸
58 チオ酢酸
59 窒化アルミニウム
60 テトラメチル -1,3 -ジアミノプロパン
61 DL-α-トコフェロール
62 n-ドデシルメルカプタン
63 t-ドデシルメルカプタン
64 o-トリジンジイソシアネート
65 トリデシルアルコール
66 トリプロピレングリコールジアクリレート
67 ナフテン酸金属塩
68 乳酸ナトリウム
69 β-ピコリン
70 2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-ヘキサフルオロプロパン
71 ビスマス
72 ヒドロキシプロピルメチルセルロース
73 2-(2’-ヒドロキシ-5’-メタクリロキシエチルフェニル)-2H -ベンゾトリアゾール
74 N-ビニル-2-ピロリドン
75 ピペリジン
76 ピロリン酸ソーダ
77 N-フェニル-N’-(1,3 -ジメチルブチル)-p-フェニレンジアミン
78 N-フェニルマレイミド
79 N- tert-ブチル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド
80 1,3-プロパンジオール
81 プロピオニルクロライド
82 n-ヘキサン
83 ヘキシレングリコール
84 n-ヘプタン
85 ベンゾグアナミン
86 ベンゾニトリル
87 ペンタメチルジエチレントリアミン
88 無水テトラヒドロフタル酸
89 無水ヘキサヒドロフタル酸
90 メタクリル酸メチル
91 メタバナジン酸アンモン
92 メチルエチルケトキシム
93 α-メチルスチレンダイマー
94 2-メルカプトベンゾチアゾール
95 ヨウ化水素酸
96 N-ラウロイルメチルグリシン塩
97 硫酸ヒドラジン
98 流動パラフィン
99 レブリン酸
100 ローカストビーンガム

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資料・索引編
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1 ファインケミカル関係団体リスト
2 1975〜2020 年版製品編総目次
3 広告索引

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