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露光装置とEUVリソグラフィ/EUVリソグラフィ用光源プラズマ/高出力レーザー生成プラズマEUV光源/最小質量ターゲットと供給法 [EUVリソグラフィ用のマスクとレジスト技術] EUV用マスク/EUV用レジスト材料/コンタミネーション制御技術
刊行にあたって
<普及版の刊行にあたって>
本書は2007年に『EUV光源の開発と応用』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。
シーエムシー出版 編集部
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目次 + クリックで目次を表示
第1章 露光装置とEUVリソグラフィ
1 はじめに
2 露光装置
3 EUV露光装置
3.1 EUV露光装置とは
3.2 EUV露光装置の構成と特徴
3.2.1 装置構成
3.2.2 照明光学系
3.2.3 投影光学系
3.2.4 ステージおよびその他の技術
3.2.5 露光装置の仕様
3.3 EUV露光装置の要素技術
3.3.1 高精度面形状加工技術
3.3.2 多層膜技術
3.3.3 コンタミネーション技術
3.4 EUV露光装置用光源の仕様
4 おわりに
第2章 EUVリソグラフィ用光源プラズマ
1 はじめに
2 EUV光源プラズマに関する基本的考察
3 高効率光源の条件
3.1 13nm帯の発光スペクトル,吸収スペクトル
3.2 レーザープラズマからのEUV放射:シミュレーションによる解析
3.3 レーザープラズマからのEUV放射特性:実験結果
3.4 EUV光への変換効率の最適条件
4 デブリ放出特性
4.1 イオン放出特性
4.2 中性原子の放出特性
5 最少質量ターゲット
6 おわりに
第3章 プラズマ励起用高出力固体レーザー開発の現状
1 はじめに
2 固体レーザー材料
2.1 パルスレーザー材料の性能評価
2.2 レーザーセラミック材料
3 固体レーザー励起用LD
4 システム構成と熱問題
5 フロントエンド・発振器段
5.1 ナノ秒域ファイバー発振器部
5.2 ピコ秒域ファイバー発振器部
6 予備増幅器段
7 主増幅器部
7.1 ロッド増幅器の均一励起
7.2 ロッド増幅器ヘッドの試作
7.3 ロッド主増幅器の総合試験
8 高平均出力用光学素子要素技術
8.1 コンポジットロッド
8.2 負性温度係数物質による熱レンズ補償
8.3 高平均出力用SBS位相共役鏡
8.4 新光学材料の開発
8.5 高熱耐力ファラデー素子
9 まとめ
第4章 究極の変換効率の超微粒子広域分散型ターゲットレーザー生成プラズマX線源
1 はじめに
2 究極の効率のための条件の解析式による導出
2.1 効率を求める式
2.2 短パルスの場合
2.3 長パルスの場合
2.4 最適電子密度
2.5 オパシティの効果と最適レーザー波長
3 固体平板ターゲットを越える変換効率の実証実験
3.1 超微粒子広域分散型ターゲット
3.2 超微粒子広域分散型ターゲットでの高変換効率の実証
4 微粒子クラスターと懸濁液
4.1 微粒子クラスター
4.2 懸濁液液滴の利用
4.3 懸濁液作成技術の現状
4.4 高繰り返しターゲット供給法としての懸濁液液滴の重要性
4.4.1 ターゲットコスト
4.4.2 連続照射ショット数
4.5 懸濁液液滴実用化の技術課題
5 まとめ
第5章 高出力レーザー生成プラズマEUV光源
1 はじめに
2 リソグラフィ用EUV光源開発の課題
3 高出力レーザー生成プラズマ光源
3.1 EUV光源システムの基本構成
3.2 Nd: YAGレーザー生成プラズマ光源
3.3 SFET用LPP-EUV光源
3.4 実用EUV光源の構成
3.5 高出力CO2レーザー
3.6 ターゲット供給技術
3.7 EUV集光ミラーの保護技術
4 まとめ
第6章 レーザー生成プラズマEUV光源のターゲット材料
1 はじめに
2 EUV光源への要求出力
3 レーザー生成プラズマ光源
4 液体ジェットまたは液滴ターゲットを用いたレーザー生成プラズマ
5 レーザー生成リチウムプラズマEUV光源の高効率化
6 レーザー生成スズプラズマEUV光源の高効率化
7 参加スズナの粒子混入コロイドターゲットを用いたEUV抗原の特性
8 まとめ
第7章 最少質量ターゲットと供給法
1 はじめに
2 EUVリソグラフィ用のLPP方式EUV光源に必要なターゲット・レーザー条件
2.1 EUVリソグラフィに要求される光源仕様
2.2 EUV放射に適したレーザー・ターゲット条件
2.3 最少質量を決定する物理
2.4 最少質量ターゲットから放出される中性・イオンデブリの特性
3 最小質量ターゲットの供給方法
3.1 最少質量ターゲットに要求される密度
3.2 開発されているターゲット供給法の概要
3.3 ドロップレット方式の現状と課題
3.4 レーザーパンチアウト法
4 まとめ
第8章 放電生成プラズマの最適化
1 はじめに
2 電流波形によるプラズマ最適化
2.1 パルス電流駆動プラズマのダイナミクスとEUV放射
2.2 EUV放射エネルギーの電流値に対するスケーリング
2.3 電源の短パルス大電流化,ギャップレス化
2.4 電流波形制御によるプラズマ挙動とEUV放射特性の制御
3 マイクロプラズマ計測
3.1 プラズマの挙動および電子密度
3.2 トムソン散乱法によるEUVプラズマパラメータ計測
4 プラズマの軸方向挙動
4.1 プラズマのZ軸方向の挙動
4.2 プラズマの挙動とEUV放射過程
5 外部縦磁場によるプラズマ最適化
6 Snプラズマの導入
7 まとめ
第9章 放電プラズマEUV光源(DPP)
1 はじめに
2 DPPの構成と開発要素
3 ピンチ放電DPP(これまでのXeを用いたDPPの開発)
4 DPPの高出力化(Snを用いたDPP)
4.1 スタナン(SnH4)ガスを用いたZ-ピンチDPP
4.2 回転電極方式DPP
5 DPPの開発のまとめ
第10章 EUV光源開発における課題
1 はじめに
2 光源の定義
3 EUV光源に対する要求仕様
3.1 波長
3.2 EUVパワー
3.2.1 スループットモデル
3.2.2 ステージオーバーヘッド
3.2.3 コンポーネントの劣化損失
3.2.4 レジスト感度
3.3 繰り返し周波数,積算エネルギー安定性
3.4 光源清浄度
3.5 エテンデュ
3.6 スペクトル純度
4 Joint Requirementsでは明示されていない課題
第II編 EUVリソグラフィ用のマスクとレジスト技術
第1章 X線多層膜の物理
1 はじめに
2 EUV多層膜の高反射率要件
3 多層膜の光学特性の理論的考察
3.1 多層膜の基本光学特性
3.2 反射増加とLayer-by-layer計算法
3.3 複素平面表示
3.4 成長曲線と最大反射率
3.5 最適物質対の選択則
3.6 多層膜の反射位相
4 多層膜の表面ミリングによる位相補正
4.1 物理光学補正
第2章 EUV用反射型マスク基板
1 はじめに
2 ガラス基板材料
3 研磨プロセス
4 多層膜
5 吸収体
6 まとめ
第3章 EUV用マスク
1 EUVマスクの特徴
2 EUVマスク作成プロセスと各種プロセス技術
2.1 レジストパターンニング
2.2 吸収層エッチング
2.3 欠陥検査
2.4 欠陥修正
2.5 バッファ層エッチング
2.6 測長検査
3 おわりに
第4章 EUVレジストの特異性と反応機構
1 はじめに
2 化学増幅型レジストの光化学反応と放射線化学反応
3 ナノ空間反応
4 EBおよびEUV化学増幅型レジストのナノパターン形成機構
5 まとめ
第5章 EUV用レジスト材料
1 はじめに
2 EUV用レジストの材料設計
3 EUV用レジスト材料の要求特性
4 EUV用レジスト材料の課題
4.1 解像性
4.2 感度
4.3 ラインエッジラフネス
4.4 脱ガス特性
5 EUV用新規レジスト開発の現状
5.1 低分子レジスト開発の現状
6 まとめ
第6章 コンタミネーション制御技術
1 はじめに
2 EUVリソグラフィにおけるコンタミネーション関連の課題
3 投影光学系のコンタミネーション制御技術に関する課題と対策
4 真空環境のコントロールによるコンタミネーション抑制
5 コンタミネーション成長に耐性の高いキャッピングレーヤの開発
6 コンタミネーションクリーニング技術
7 ミラー耐性試験と寿命見積もり
8 コンタミネーション成長の反応機構と劣化のモデリング
9 まとめ
第7章 EUVリソグラフィにおける課題
1 はじめに
2 光源の課題
3 光学系の課題
4 コンタミネーション制御の課題
5 マスク周りの課題
6 レジストの課題
7 露光装置機構系の課題
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