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<基礎理論>フォトニクスの基礎ほか <光学特性計測方法>屈折率測定法ほか <屈折率精密制御>プラスチック光ファイバーほか <光学材料の特性・開発状況>光学用フィルムほか <ナノテクノロジーを利用した屈折率制御と新規光学デバイス>
刊行にあたって
<普及版の刊行にあたって>
本書は2009年に『光学材料の屈折率制御技術の最前線』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。
シーエムシー出版 編集部
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第1編 基礎理論
第1章 基礎理論I フォトニクスの基礎
1 はじめに
2 マクスウェルの方程式から導かれる波動方程式とその解
3 屈折率と2つの媒質の境界での光波
1 屈折の法則
2 フレネルの公式
4 フレネルの公式からわかる基本事項
1 偏光角
2 全反射
3 楕円偏光
5 複屈折
1 均一な異方性媒質中の光伝搬
2 結晶と複屈折
3 複屈折性を用いた光素子
第2章 基礎理論II 光学ポリマーの屈折率制御・高透明化・エイジング
1 はじめに
2 屈折率制御
1 屈折率と分子構造
2 光学ポリマーの屈折率予測システム
3 高透明化
1 高透明化のための高次構造制御
2 高透明化のための分子設計
1 光散乱損失と分子構造
2 ポリマーの分子構造と光吸収損失
3 高透明化のための分子設計
3 光学ポリマーの透明性予測システム
4 光学ポリマーのエイジング
5 おわりに
第3章 基礎理論III 外部電界による屈折率の制御
1 屈折率と分子分極率および分子配向との関係
1 はじめに
2 屈折率nxの導出
3 屈折率nyの導出
4 屈折率nzの導出
2 膜厚方向の分極処理による屈折率制御
第2編 光学特性計測方法
第1章 屈折率測定法
1 臨界角法
2 最小偏角法
3 液侵法
4 干渉法
5 楕円偏光解析法 (エリプソメトリ)
6 プリズムカップリング法
第2章 複屈折の発現機構
1 はじめに
2 複屈折について
3 複屈折の発現要因と特異性
4 配向複屈折と歪み複屈折
5 一軸延伸中の複屈折挙動
6 弾性変形回復と複屈折
7 複屈折の波長依存性
8 おわりに
第3章 液晶ディスプレイのための2次元複屈折計測
1 はじめに
2 複屈折・偏光特性評価法
3 分光偏光分散計測法
4 ミュラー行列偏光計
5 ストークス偏光計
6 おわりに
第3編 屈折率精密制御
第1章 プラスチック光ファイバー
1 光ファイバーについて
2 プラスチック光ファイバーの特徴
3 プラスチック光ファイバーの開発
4 GI形POFの屈折率分布形成技術
5 おわりに
第2章 量子化学計算に基づく屈折率と波長分散の予測技術
1 はじめに
2 低分子有機化合物・光学ポリマーの物性予測
3 おわりに
第3章 屈折率分布型プラスチックロッドレンズ
1 はじめに
2 屈折率分布型ロッドレンズアレイの結像原理
3 色収差低減のための材料設計
4 プラスチックロッドレンズの製造方法
5 低色収差プラスチックロッドレンズの光学特性
6 ロッドレンズアレイの用途
7 おわりに
第4章 ポリマー光回路
1 はじめに
2 ポリマー光回路材料
3 ポリマー光回路簡易作製技術
1 複製技術
2 フォトブリーチング
3 直接描画
4 直接露光
5 自己形成
4 簡易評価技術
1 カットバック代替技術とエレメント評価チップ
5 ポリマー光導波路を用いたコネクター例
6 おわりに
第5章 非線形光学材料にかかわる屈折率制御
1 まえがき
2 EO効果とEOポリマー材料
3 EOポリマーの光導波路化
4 EOポリマーの応用
5 あとがき
第6章 フォトリフラクティブ材料
1 はじめに
2 電気光学効果
3 フォトリフラクティブ効果
4 縮退2光波混合と光増幅
5 おもな材料
1 LiNbO3
2 BaTiO3
3 Sn2P2S6
4 化合物半導体
5 有機ポリマー材料
6 位相共役鏡
第7章 光硬化性樹脂による光波制御フイルム
1 はじめに
2 微細相構造
3 相構造の光学特性
4 光波制御素子への応用例
5 おわりに
第4編 光学材料の特性・開発状況
<材料・素材>
第1章 光学用ポリカーボネート
1 はじめに
2 光学レンズ用PC
3 位相差フィルム・導光板用PC
4 光学用特殊PC
5 おわりに
第2章 光学用フィルムーバックライト用反射フィルム , 偏光散乱フィルムー
1 はじめに
2 バックライト用反射フィルム
3 偏光散乱フイルム
第3章 シクロオレフィンポリマー
1 シクロオレフィンポリマー
2 光学用プラスチック
3 COPの特長
1 吸湿性
2 複屈折
4 おわりに
第4章 フッ素系樹脂
1 フッ素元素の特徴
2 各種フッ素樹脂の特性
3 透明フッ素樹脂「サイトップ」
1 オプト分野への応用性
2 オプト以外の分野への可能性
第5章 高屈折率ポリイミド
1 はじめに
2 含硫黄ポリイミドの分子設計と屈折率
3 含硫黄ポリイミドの屈折率と分散係数の関係
4 今後の展開
第6章 光部品の光路結合用接着剤における屈折率制御技術
1 はじめに 183
2 光路結合用接着剤の屈折率制御技術
3 光路結合用接着剤の主な特性
4 光路結合用接着剤の応用例
1 PLCと光ファイバーの結合
2 PLCに挿入された光フィルターの固定
3 LN導波路と光ファイバーの結合
4 光導波路形成用樹脂
5 おわりに
第7章 高屈折率光硬化ナノコンポジット材料
1 開発背景
2 光硬化樹脂ナノコンポジット材料の意義
3 ナノ粒子の種類と物性
4 MCRCの高屈折率ナノコンポジット材料紹介 (開発中)
5 今後の課題と展望
第8章 金属酸化物ナノ粒子を用いたコーティングと屈折率制御
1 はじめに
2 金属酸化物ナノ粒子を用いたハードコート
1 熱硬化型ハードコート
2 UV硬化型ハードコート
3 ハードコート剤の屈折率制御
4 金属酸化物ナノ粒子の屈折率制御
5 金属酸化物ナノ粒子を用いたプライマーコート
6 今後の課題
<用途展開・製品>
第9章 光ディスク材料 (ポリマーカバー) の光学特性
1 はじめに
2 マレシャル基準やストレールの定義について
1 点像強度分布 (point spread function: PSF)
2 ストレールデフィニション (Strehl Definition, Strehl Ratio)
3 マレシャルの規準 (Maré chal Criterion)
3 半導体レーザービームを対物レンズで極限まで絞り込む
4 許容波面収差はレンズ開口数とポリマーカバー厚とその厚さ誤差精度で決まる
5 光ディスクピックアップヘッドに適用するMaré chal Criterion
1 CD用ピックアップ
2 DVD用ピックアップ
3 HD DVD用ピックアップ
4 BD用ピックアップ
6 ビーム傾きによるコマ収差劣化
7 光ディスク生産方式
8 光ディスクのワーキングディスタンスと表面付着塵埃
9 おわりに
第10章 精密光学用プラスチックレンズ
1 はじめに
2 光学用プラスチック
1 透明プラスチック材料
2 精密光学用プラスチックレンズ材料
1 耐光性
2 耐摩耗性
3 光学特性
4 成型性
5 表面加工
6 生体適合性
第11章 ディスプレイ用プラスチック基板
1 はじめに
2 開発品の特性
1 低線膨張率化
2 耐熱性
3 光学特性
3 おわりに
第12章 位相差フィルム
1 はじめに
2 位相差フィルムの機能
3 位相差フィルムの種類
4 位相差フィルムとLCD広視野角化の関係
5 位相差フィルムの広帯域化
6 まとめと今後の課題
第13章 液晶バックライト用導光板の光学
1 はじめに
2 印刷素子の導光板
3 エッチング素子の導光板
4 光学反射素子の導光板
5 光学偏向素子の導光板
6 光学偏光素子の導光板
7 光整形プリズム
1 LGP入光面微小光学系による入射光の整形
2 LGP裏面入光近傍のインコヒーレント回折格子による光整形
8 おわりに
第14章 プリズムシート
1 はじめに
2 屈折型プリズムシートを用いたBLシステム
3 全反射型プリズムシート(Total Reflection Prism Sheet:TRPS)を用いたBLシステム
4 プリズムシートに対する要求性能
5 高輝度全反射型プリズムシート(YタイプTRPS)
1 高輝度TRPS
2 超高輝度TRPS
6 TRPSを用いたLED高輝度バックライト技術
1 小型モバイル用TRPS
2 TRPSを用いたモバイル用LED-BLの開発
3 サーキュラー型TRPS-LEDバックライト
7 おわりに
第15章 視野角拡大フィルム
1 はじめに
2 位相差フィルムの種類と製法
3 液晶フィルム
1 液晶フィルムの種類と配向構造
2 「日石LCフィルム」シリーズ
4 視野角拡大フィルム
1 TNモード用液晶フィルム
2 ECBモード用液晶フィルム
5 おわりに
第16章 眼鏡用レンズ
1 はじめに
2 プラスチック材料の分子構造と屈折率分散
3 眼鏡レンズ用高屈折率プラスチック材料
4 プラスチック眼鏡レンズ高屈折率化の流れ
第5編 ナノテクノロジーを利用した屈折率制御と新規光学デバイス
第1章 ナノフォトニクスデバイス~複屈折コントラスト近接場顕微鏡による観測~
1 はじめに
2 近接場光学顕微鏡の構成
1 SNOMの観測モード
2 プローブ
3 複屈折近接場光学顕微鏡
1 複屈折分布の取得条件
2 高速複屈折計測法
3 装置構成
4 液晶薄膜の分子配向観測
5 AFMナノラビングによる液晶薄膜デバイス
1 AFMナノラビング直接配向法
2 実験結果
6 おわりに
第2章 プラズモニック・メタマテリアル
1 はじめに
2 メタマテリアルの構造
3 可視光用メタマテリアルの設計
4 メタマテリアルの新光学素子への応用
1 反射抑制素子への応用
2 メタマテリアルを用いた屈折率制御
5 おわりに
第3章 プラズモニクス
1 はじめに
2 プラズモニクスとは
3 プラズモニクスの特徴
4 プラズモニクスの物理的原理
5 プラズモニクスの最近の話題
1 ナノイメージング
2 金属微粒子とホットスポット
3 ナノ光導波路
4 発光・受光デバイス
6 おわりに
第4章 バイオミメティック
1 高分子コロイド微粒子結晶を用いた構造色発色
1 はじめに
2 構造発色のメカニズム
3 3次元コロイド結晶の作製法
1 キャピラリー移流集積
2 電気泳動
3 高濃度コロイド
4 発色に影響する因子
5 色材への応用
6 おわりに
2 光干渉構造発色繊維モルフォテックス(R)
1 緒言
2 発色原理
3 繊維化技術
4 モルフォテックス(R)の特徴
5 用途開発状況
6 今後の展開
3 モスアイ型反射防止フィルム
1 はじめに
2 テーパー状アルミナナノホールアレイの作製
3 モスアイフィルムの光インプリント
4 反射率と写り込み
5 大型ロール金型を用いた連続賦形
6 おわりに
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