カテゴリ

  • 近日発売の新刊情報
  • CMCeBOOK

薬用植物・生薬の最前線《普及版》 ~国内栽培技術から品質評価、製品開発まで~

Recent Progress of Medicinal Plants and Crude Drugs―Cultivation and Quality Evaluation of Medicinal Plants and Development of Kampo Products―(Popular Edition)

2014年刊「薬用植物・生薬の最前線」の普及版。
需要拡大を背景に、国産化が進められている薬用植物・生薬の栽培技術、品質評価と生産、機能解明、国際動向、製品応用について解説している。

商品コード:
B1359
監修:
川原信夫
発行日:
2021年7月5日
体裁:
B5判・269頁
ISBNコード:
978-4-7813-1571-3
価格(税込):
5,280
ポイント: 48 Pt
関連カテゴリ:
ファインケミカル
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)
ファインケミカル > 医薬
ファインケミカル > 触媒・酵素・天然物
食品 > 保健機能食品

Review

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

キーワード:

生薬の国産化/植物工場/筒栽培/LC/MS/NMR/機能性成分解析/生薬の基原/動態解析/遺伝子解析/メタボローム解析/国際標準化と日本薬局方/FDA/生薬の流通/医薬品・市販薬への応用/食品・化粧品・トイレタリーへの応用/抗肥満/発毛促進/入浴剤

刊行にあたって

 各国で生物資源の確保や利益配分の動きが活発化する中、医薬品製造原料並びに研究対象となる薬用植物資源の確保が必須であり、特に漢方・生薬関連業界では、薬用植物の国内栽培化の推進並びに生薬の安定供給が重要な課題となる。我が国の原料生薬の最大供給国である中国では、国内における中医薬使用量の増加、栽培従事者の減少等から原料生薬の高騰がすさまじい勢いで進行しており、その価格が数年前の数倍以上になっている生薬も少なくない。
 このような現状から、今後の日本における原料生薬の安定的確保のためには、薬用植物の国内栽培化の推進が必須である。
国内における薬用植物栽培が注目を集めている現在、「薬用植物・生薬の最前線〜国内栽培技術から品質評価、製品開発まで〜」が出版の運びとなったことは、まさに最良のタイミングであり、薬用植物に携わる研究者の一人として感謝申し上げる次第である。
 本書では薬用植物・生薬に関して、①薬用植物の栽培技術と生薬の品質評価、②薬用植物・生薬の成分解析・作用機序、③薬用植物の遺伝子解析、生合成経路の解明、④薬用植物・生薬の標準化と国際動向、⑤医薬品・市販薬への応用、⑥食品・化粧品・トイレタリーへの応用の各観点からそれぞれの分野で活躍されている専門家の方々に最先端の研究、事業内容について寄稿していただいた。この場をお借りして深く御礼申し上げるとともに、今回の書籍から得られる情報が今後の国内における薬用植物栽培及び漢方生薬関連産業振興に少しでも役立つことができれば、本書籍の編者として最大の喜びである。

(本書「刊行にあたって」より抜粋)

本書は2014年に『薬用植物・生薬の最前線』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり、加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。

著者一覧


川原信夫   (独)医薬基盤研究所
林 茂樹   (独)医薬基盤研究所
菱田敦之   (独)医薬基盤研究所
柴田敏郎   (独)医薬基盤研究所
吉松嘉代   (独)医薬基盤研究所
乾 貴幸   (独)医薬基盤研究所
武田修己   ㈱ツムラ
菊地 原   ㈱ツムラ
末岡昭宣   ㈱新日本医薬
吉岡達文   ㈱新日本医薬
渕野裕之   (独)医薬基盤研究所
村上則幸   (独)農業・食品産業技術総合研究機構
寺林 進   横浜薬科大学
清原寛章   北里大学
加瀬義夫   ㈱ツムラ
渡辺淳子   ㈱ツムラ
森川敏生   近畿大学
二宮清文   近畿大学
松田久司   京都薬科大学
熊谷彩子   (独)医薬基盤研究所
竹森 洋   (独)医薬基盤研究所
岡田岳人   徳島文理大学
野路征昭   徳島文理大学
關 光    大阪大学
田村啓太   大阪大学

村中俊哉   大阪大学
寺坂和祥   名古屋市立大学
河野徳昭   (独)医薬基盤研究所
小松かつ子  富山大学
朱 姝    富山大学
合田幸広   国立医薬品食品衛生研究所
袴塚高志   国立医薬品食品衛生研究所
浅間宏志   日本漢方生薬製剤協会;㈱ウチダ和漢薬
譲原光利   ㈱ツムラ
草野源次郎  新日本製薬㈱
村田克彦   松浦薬業㈱
和田篤敬   小林製薬㈱
梅垣敬三   (独)国立健康・栄養研究所
大戸信明   丸善製薬㈱
藤川隆彦   鈴鹿医療科学大学
多田明弘   ポーラ化成工業㈱
白井清太   国産生薬㈱
橋田 渓   佐藤製薬㈱
亀井大嗣   佐藤製薬㈱
伊藤良樹   佐藤製薬㈱
岩橋弘恭   丸善製薬㈱
金谷裕敏   ㈱バスクリン
綱川光男   ㈱バスクリン
谷野伸吾   ㈱バスクリン

執筆者の所属表記は、2014年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

【第1編 薬用植物の栽培技術と生薬の品質評価】
第1章 生薬の国産化と今後の課題
1 はじめに
2 甘草について
 2.1 ウラルカンゾウの省力栽培について
 2.2 ウラルカンゾウの栽培環境と品質について
 2.3 品種の育成について
3 芍薬について
 3.1 シャクヤクの加工調製について
 3.2 品種育成について
4 まとめ

第2章 植物工場における薬用植物の栽培と生育制御
1 はじめに
2 「甘草」について
3 植物工場におけるウラルカンゾウの水耕栽培
4 植物工場での水耕栽培に適したウラルカンゾウ優良株の選抜と育成
5 植物工場におけるセリバオウレンの水耕栽培
6 おわりに

第3章 一企業における薬用植物栽培の取り組みとその課題
1 はじめに
2 原料生薬の安定確保の取り組み
3 国産生薬の安定供給の課題
 3.1 センキュウ栽培の省力化
 3.2 チョレイの栽培研究
 3.3 ボウイの栽培研究
 3.4 品種改良
4 まとめ

第4章 薬用植物の筒栽培とその応用
1 はじめに
2 カンゾウの筒栽培
 2.1 背景
 2.2 供試材料及び栽培方法
 2.3 収穫
 2.4 結果
3 ムラサキの筒栽培
 3.1 背景
 3.2 供試材料及び栽培方法
 3.3 収穫
 3.4 結果
4 その他薬用植物の筒栽培
 4.1 供試材料及び栽培方法
 4.2 結果
5 筒栽培の課題・問題点
6 筒栽培の応用
 6.1 カンゾウのストロン抑制短筒栽培
 6.2 栽培方法
 6.3 栽培状況
7 課題・問題点(病害虫防除・雑草対策)
8 まとめ

第5章 LC/MS,LC/NMRを用いた生薬・薬用植物の品質評価
1 はじめに
2 LC/NMRについて
3 LC/MSについて
4 生薬ゴシツの乾燥温度による成分変化モニタリングについて
5 生薬ショウキョウの一酸化窒素産生抑制活性の多変量解析とLC/MS,LC-SPE-NMR/CADによる活性化合物の同定について
6 おわりに

第6章 北海道における機械化薬用植物栽培の現状と今後の展望
1 はじめに
2 北海道における機械化農業の歴史と現状
 2.1 農業機械化の歴史
 2.2 畑作の機械化
3 主要作物用作業機の薬用植物栽培への利用の可能性
 3.1 バレイショ植え付け機
 3.2 野菜移植機
 3.3 畦間除草機
 3.4 バレイショ,テンサイ等の収穫機
4 薬用植物栽培の機械化
 4.1 既存作業機の汎用利用
  4.1.1 ゴボウ収穫機による生薬オウギの収穫
  4.1.2 作業能率
 4.2 薬用植物栽培の省力化に向けて
 4.3 自動化技術による可能性
5 まとめ

【第2編 薬用植物・生薬の成分解析・作用機序】
第1章 生薬の基原(薬用部位および基原植物)について
1 はじめに
2 薬用部位とラテン語表記
3 日本薬局方における生薬の基原植物の学名表記法
4 日本薬局方における生薬の基原動植物の適正化
 4.1 基原植物の追加
 4.2 学名の変更,併記
5 日中薬局方の比較と課題
6 おわりに

第2章 漢方薬の薬理活性,作用機序および作用成分の総合的解析―補中益気湯を例にして―
1 はじめに
2 小腸と大腸の腸管免疫系
3 リンパ濾胞組織としてのパイエル板
4 免疫細胞としての小腸上皮細胞
5 腸上皮細胞を介する腸管免疫系の腸管外免疫系調節機能
6 補中益気湯の粘膜免疫機構に対する作用
7 補中益気湯の作用成分からの粘膜免疫機構への作用の解析
8 おわりに

第3章 作用メカニズム解明のための薬物動態試験
1 はじめに
2 作用メカニズム解明を目指した大建中湯の薬物動態研究
3 漢方薬の薬物動態研究の抱える課題
4 今後期待される薬物動態研究の展望
5 おわりに

第4章 茶花の生体機能フラボノイドおよびサポニン成分を指標とした品質評価
1 はじめに
2 茶花の生体機能
3 カテキン,フラボノイドおよびカフェインの定量分析
 3.1 実験方法
  3.1.1 乾燥減量
  3.1.2 標準品
  3.1.3 標準溶液の調製
  3.1.4 分析条件
  3.1.5 標準溶液のHPLCクロマトグラム
  3.1.6 検量線作成,繰り返し精度試験および添加回収試験
  3.1.7 試料調製および抽出条件の最適化
 3.2 産地によるカテキンおよびフラボノイド成分含量の変動
4 サポニン成分のHPLC定量分析
 4.1 実験方法
  4.1.1 乾燥減量
  4.1.2 試料調製および抽出条件の最適化
  4.1.3 標準品
  4.1.4 標準溶液の調製
  4.1.5 分析条件
  4.1.6 標準溶液のHPLCクロマトグラム
  4.1.7 検量線作成,繰り返し精度試験および添加回収試験
 4.2 産地によるサポニン成分含量の変動
5 おわりに

第5章 薬用植物の機能性成分解析―薬用植物から抗アレルギー作用物質の開拓―
1 はじめに
2 銀柴胡
3 補骨脂
4 茶花および碾茶
5 タイガジュツ
6 その他
7 おわりに

第6章 薬用植物成分評価のためのモデルマウスの新たな活用
1 はじめに
2 認知症薬と神経保護作用研究の現状
3 神経保護シグナルに関与する新たな因子
4 SIK2阻害剤の簡便なin vivo評価系
5 神経変性疾患モデルマウスの活用
6 まとめ

【第3編 薬用植物の遺伝子解析,生合成経路の解明】
第1章 薬用植物・生薬のメタボローム解析―マオウ代謝物の包括的質量分析とデータの多変量解析を例として―
1 はじめに
2 MSに基づいた代謝物の包括的分析
3 多変量解析を主体としたメタボロームデータの解析
 3.1 Unsupervised Learningによるメタボロームデータの解析
 3.2 精密質量分析結果に基づいた分析シグナルの代謝物アノテーション
4 展望

第2章 トリテルペノイド生合成におけるP450の多様な機能
1 はじめに
2 トリテルペノイドサポニン生合成
3 植物P450について
4 トリテルペノイドサポニン生合成関連P450の機能
 4.1 グリチルリチン生合成関連P450
 4.2 ジンセノシド生合成関連P450
 4.3 サイコサポニン生合成関連P450
 4.4 その他のトリテルペノイド生合成関連P450
  4.4.1 ソヤサポニン生合成関連P450
  4.4.2 アベナシン生合成関連P450
  4.4.3 20-ヒドロキシ-ベツリン酸合成酵素
5 今後の展望

第3章 有用物質生産機構の解明(イリドイド生合成における配糖化と生合成経路)
1 はじめに
2 イリドイド生合成経路
3 イリドイド生合成酵素遺伝子の単離と機能解析
 3.1 クチナシ培養細胞を利用したイリドイド特異的配糖化酵素の単離と機能解析
 3.2 ニチニチソウからのイリドイド特異的配糖化酵素の単離と機能解析
 3.3 配糖化酵素以外のイリドイド生合成酵素の単離
4 今後の展望
5 おわりに

第4章 テバインケシにおける変異原因遺伝子の探索
1 はじめに
2 “テバインケシ”PsM1-2
3 PsM1-2の形態的特徴
4 PsM1-2のアルカロイド成分
5 IPCRおよびAL-PCRによるT-DNA挿入部位の解析
6 T-DNA挿入部位の自殖交配による遺伝様式の解析
7 定量realtime-PCRによるT-DNAコピー数の解析
8 半定量的RT-PCRによるモルヒネ生合成酵素遺伝子の発現解析
9 自殖交配による高テバイン形質の安定化
10 おわりに

【第4編 薬用植物・生薬の標準化と国際動向】
第1章 生薬の多様性解析と標準化
1 はじめに
2 薬用Codonopsis属植物の遺伝的・成分的多様性の解析と党参の標準化
 2.1 薬用Codonopsis属植物及び党参の遺伝子多型
 2.2 薬用Codonopsis属植物及び党参の成分的多様性
3 Paeonia lactifloraの遺伝的・成分的多様性と白芍・赤芍の特徴

第2章 生薬・漢方処方の標準化と日本薬局方
1 はじめに
2 生薬とは
3 生薬の基原と本質
4 生薬における成分含量
5 生薬における確認試験
6 生薬における純度試験
7 生薬におけるその他の規格
8 局方による漢方処方エキスの標準化
9 まとめ

第3章 ISO/TC249における薬用植物・生薬の国際標準化について
1 はじめに
2 ISOの国際標準について
3 ISO/TC249の現状
 3.1 ISO/TC249の設立
 3.2 ISO/TC249のワーキンググループ
 3.3 ISO/TC249の運営
 3.4 WG1における規格案
 3.5 WG2における規格案
 3.6 WG5における規格案
4 ISO/TC249の問題点
 4.1 古代中国医学を源流とする伝統医学
 4.2 未決のままのタイトル及びスコープ
 4.3 多数決による決着
5 おわりに

第4章 生薬の流通の現状と今後の課題
1 生薬流通の現状
 1.1 はじめに
 1.2 使用量調査の経緯
 1.3 使用量等実態
  1.3.1 使用生薬の種類,使用量および生産国
  1.3.2 使用量の多い生薬
  1.3.3 生産国による分類
2 今後の課題
 2.1 国内での薬用作物栽培の産地化推進
 2.2 中国との交流

【第5編 医薬品・市販薬への応用】
第1章 医療用漢方製剤の米国FDAの承認を目指した開発
1 はじめに
2 生薬栽培からエキス製剤の製造,その品質管理に関する課題
3 臨床試験に関する課題
4 副作用に関する課題
5 おわりに

第2章 国産甘草を用いた漢方薬の開発
1 はじめに
2 国内で系統保存されている甘草資源
3 甘草屋敷由来ウラルカンゾウ
4 カンゾウ栽培法の開発
5 国産甘草を原料とした漢方薬生産への挑戦
6 国産芍薬,国産甘草の性状
7 芍薬甘草湯エキス製剤の製造
8 芍薬甘草湯エキス製剤に関連して
9 今後の展開
10 おわりに

第3章 生活改善を志向した様々な製品開発と今後の動向
1 はじめに
2 小林製薬の漢方生薬製剤
3 小林製薬の研究開発
 3.1 防風通聖散の研究開発
  3.1.1 肥満症改善作用
  3.1.2 脂肪細胞の肥大化抑制作用
  3.1.3 肥満症改善への生薬の薬効
 3.2 清肺湯の研究開発
  3.2.1 肺浄化作用
  3.2.2 気道内水分分泌の促進作用
4 一般用漢方生薬製剤の今後

【第6編 食品・化粧品・トイレタリーへの応用】
第1章 植物成分を利用した健康食品の現状
1 はじめに
2 健康食品に利用されている植物素材と製品
3 利用されている植物成分のエビデンス
 3.1 有効性に関するエビデンス
 3.2 安全性に関するエビデンス
4 医薬品との誤認・混同の問題
5 安全・安心に利用する環境
 5.1 信頼できる情報の共有
 5.2 有害事象の収集と評価
6 おわりに

第2章 健康食品原料としての生薬エキス開発と応用
1 はじめに
2 血管およびリンパ管構造の安定化作用(Tie2活性化作用)
3 Tie2を活性化する生薬エキスの開発と応用
 3.1 ヒハツ果穂エキス
 3.2 スターフルーツ葉エキス
  3.2.1 紫外線誘導光老化モデルマウスに対する抗シワ作用
 3.3 ツルレンゲエキス
  3.3.1 ツルレンゲエキスのアイケア素材としての機能性
 3.4 ハス胚芽エキス
  3.4.1 ハス胚芽エキスの関節ケア素材としての機能性
4 おわりに

第3章 杜仲茶,及び主要成分・アスペルロシドの抗肥満効果と応用
1 はじめに
2 杜仲:樹皮と葉
3 杜仲の葉とその成分
4 お茶としての杜仲茶と緑茶の違い
5 抗肥満効果を有する杜仲茶と主要成分・アスペルロシドによる脂質代謝改善作用
6 杜仲茶の応用
7 おわりに

第4章 有用植物の化粧品への応用の現状
1 はじめに
2 有効成分を同定して開発したエキスの事例
 2.1 クジンエキスクリアの開発事例
 2.2 アキレアエキスの開発事例
 2.3 NAOエキスの開発事例
 2.4 YACエキスの開発事例
3 新たな作用を見出して開発したエキスの事例
 3.1 レンゲソウエキスの開発事例
 3.2 トゲナシエキスの開発事例
 3.3 月桃葉エキスの開発事例
4 おわりに

第5章 ハトムギ品種「北のはと」利用権に発する展開
1 弊社の由来
2 ハトムギの一般的な特徴と品種「北のはと」の特徴
 2.1 ハトムギにかかる特徴
 2.2 「北のはと」について
3 活用のながれ
4 具体的なケース
 4.1 薬用としての利用
 4.2 医薬部外品としての活用
 4.3 食べやすく,楽しみ多い食品としての商品
5 国産活用の醍醐味~生産者と誠実さと消費者の愛顧のほう助~
6 まとめ

第6章 発毛促進作用(ペルーバルサム)
1 はじめに
2 実験方法および結果
 2.1 VEGF産生促進作用
 2.2 毛乳頭細胞増殖作用
 2.3 KGF産生促進作用
 2.4 毛乳頭細胞を介した毛母細胞増殖作用
3 まとめ

第7章 シャクヤクの皮膚創傷治癒促進作用
1 はじめに
2 シャクヤクについて
3 皮膚創傷治癒について
4 皮膚創傷治癒促進作用
 4.1 細胞遊走促進作用
 4.2 遊走に関わる因子について
  4.2.1 ATP産生促進作用
  4.2.2 インテグリンα6産生促進作用
  4.2.3 β-ディフェンシン3発現促進作用
5 おわりに

第8章 生薬成分タンニン酸の入浴剤への活用
1 はじめに
2 試験方法
3 結果
4 考察