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きのこの生物活性と応用展開

Biological Activities of Mushrooms and Their Application Development

★2005年発行の『きのこの生理活性と機能』待望の改訂版!
★きのこは未開拓な生物活性物質の宝庫!未知なる可能性を科学で解き明かす!
★第一線の研究者が執筆!きのこの科学的研究の集大成書籍の完成!

商品コード:
T1193
監修:
河岸洋和
発行日:
2021年10月20日
体裁:
B5判・359頁
ISBNコード:
978-4-7813-1622-2
価格(税込):
60,500
ポイント: 550 Pt
関連カテゴリ:
食品
食品 > 保健機能食品

Review

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キーワード:

分子生物学/酵素/レクチン/毒きのこ/シイタケ/エノキタケ/ブナシメジ/エリンギ/ナメコ/マイタケ/タモギタケ/ヤマブシタケ/ヒメマツタケ/カバノアナタケ/ハタケシメジ/ハナビラタケ/ブクリョウ/ブナハリタケ/メシマコブ/マンネンタケ(霊芝)/冬虫夏草/アンニンコウ/マツタケ/バカマツタケ/国産トリュフ/フェアリー化合物

刊行にあたって

 2005年に「きのこの生理活性と機能」を私の監修でシーエムシー出版から刊行しました。今年になって新たにきのこの本を出さないか,という打診がありました。その後の十数年で,きのこの科学的研究は大きく進展しました。是非,多くの方々にきのこの科学の最前線を知っていただきたいと思い,また監修をさせていただくことにしました。
 本書では,「第Ⅰ編 基礎」で,きのこの世界を様々な角度から概観しています。「第Ⅱ編 素材」では,生産量の多いきのこと薬用・機能性きのこを個々に取り上げました。「第Ⅲ編 きのこの可能性」では,新たな視点でのきのこ研究を紹介しています。
 執筆者の方々は,各担当の部分において一線で活躍されている方々です。研究者だけではなく,きのこに関心のある方々に読んでいただければ幸いです。
静岡大学 河岸洋和(「刊行にあたって」より抜粋)

著者一覧

河岸洋和   静岡大学
根田 仁   生物系特定産業技術研究支援センター
本田与一   京都大学
中村彰彦   静岡大学
五十嵐圭日子 東京大学
小林夕香   ㈱J-ケミカル
橋本貴美子   東京農業大学
福田正樹   信州大学
増野和彦   長野県林業総合センター
平出政和   (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
西澤賢一   元(一社)長野県農村工業研究所
小林 仁   ホクト㈱
庄邨     マッシュルームウィズダム社
米山彰造   (地独)北海道立総合研究機構
呉静     静岡大学
清水邦義   九州大学
小堀 一   ㈱岩出菌学研究所
原田栄津子  宮崎大学
中村友幸   ㈱アイ・ビー・アイ
西井孝文   三重県伊賀農林事務所
鈴木宏冶   鈴鹿医療科学大学
廣居(中出)啓子 ㈱ツムラ
牧野文昌   元㈱ツムラ
崔宰熏    静岡大学
鈴木智大   宇都宮大学
山田明義   信州大学
河合昌孝   奈良県森林技術センター
松井徳光   武庫川女子大学
鮫島由香   武庫川女子大学
亀井一郎   宮崎大学
平井浩文   静岡大学
山中高史   (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
小長谷啓介  (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
木下晃彦   (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
青島央江   ビタミンC60バイオリサーチ㈱

目次 +   クリックで目次を表示

【第Ⅰ編 基礎】
第1章 きのこの種類と人とのかかわり
1 はじめに
2 きのこの分類学的位置
3 きのこの識別は容易ではない
4 人とのかかわり-シイタケについて-
 4.1 シイタケの利用の始まり
 4.2 シイタケの分布
 4.3 シイタケの分類
 4.4 シイタケの分類学研究の歴史
 4.5 シイタケ栽培

第2章 きのこの分子生物学
1 はじめに
2 きのこのゲノム
3 きのこの遺伝子の特徴
 3.1 プロモーター
 3.2 イントロン
 3.3 ターミネーター
 3.4 ベクターの互換性
4 きのこの遺伝子組換え
 4.1 形質転換
 4.2 遺伝子ターゲッティング
 4.3 組換え遺伝子発現
5 きのこのゲノム編集
 5.1 きのこへのCRISPR/Cas9法の導入
 5.2 CRISPR/Cas9によって導入される変異
6 基礎から応用に向けて

第3章 きのこの酵素学
1 きのこが生産する菌体外酵素
2 セルロース分解酵素
3 ヘミセルロース分解酵素
4 ペクチン分解酵素
5 アミロース分解酵素
6 リグニン分解酵素
7 β-1,3/1,6グルカナーゼ
8 キチナーゼ
9 プロテアーゼ
10 おわりに

第4章 きのこのレクチン学
1 はじめに
2 レクチンの定義
3 研究ツールとしてのきのこレクチン
 3.1 ヒイロチャワンタケレクチン(AAL):フコースの検出としての利用
 3.2 マッシュルームレクチン(ABA):T抗原の検出としての利用
 3.3 ヤナギマツタケレクチン(ACG):Sia2-3Galの検出に利用
 3.4 ハイイロシメジ(CNL):A型特異的レクチン
 3.5 シバフタケレクチン(MOA):B型特異的レクチン
 3.6 ムジナタケレクチン(Psathyrella velutina lectin:PVL):GlcNAcの検出
 3.7 アイカワタケレクチン(LSL):溶血性のレクチン
 3.8 スギタケレクチン(PhoSL):コアフコースの検出
 3.9 アミヒラタケレクチン(PSL):Sia2-6Lcacの検出
4 きのこレクチンの役割
5 レクチンの分類
 5.1 Mäkeläによる分類法
 5.2 内務型レクチン(domestic lectins)と外務型レクチン(foreign lectins)
 5.3 高次構造解析に基づくファミリーによる分類

第5章 きのこの安全性
1 はじめに
2 アレルギー
 2.1 椎茸皮膚炎
 2.2 屋内の胞子または菌糸によるアレルギーや感染症
 2.3 きのこ栽培を職業とする人に起こるアレルギー
 2.4 その他のアレルギーと思われるきのこ中毒
3 横紋筋融解症
4 突然死

第6章 きのこの遺伝資源と育種技術
1 きのこの遺伝資源
 1.1 遺伝資源の評価
 1.2 遺伝資源の分布と変異
 1.3 同一の自然腐朽木内に存在する野生株間の遺伝的関係
2 育種技術
 2.1 育種目標
 2.2 導入育種
 2.3 交配育種
 2.4 突然変異育種
 2.5 プロトプラストの利用
 2.6 細胞質の影響を考慮した育種
 2.7 不和合性因子突然変異系統の作出と育種への応用

第7章 きのこ産業及び関連産業
1 きのこ生産の現状
2 きのこ生産者及び関連産業の現状
 2.1 生産者
 2.2 関連産業
  2.2.1 きのこ種菌メーカー
  2.2.2 きのこ資材メーカー
  2.2.3 加工品メーカー
  2.2.4 消費宣伝
  2.2.5 知的財産
  2.2.6 長野県内の関連産業例
 2.3 支援機関
  2.3.1 きのこ行政
  2.3.2 研究機関
  2.3.3 関係団体
  2.3.4 きのこに関する主な資格検定事業
3 今後の方向とまとめ

【第Ⅱ編 素材】
第1章 シイタケ
1 はじめに
2 炭水化物
3 たんぱく質
4 脂質
5 灰分
6 その他

第2章 エノキタケ
1 はじめに
2 抗腫瘍作用
 2.1 子実体熱水抽出物の抗腫瘍活性
 2.2 抗腫瘍活性多糖体と作用機序
 2.3 菌糸体の抗腫瘍活性
 2.4 臨床での実証
  2.4.1 症例1:FEH-G単独経口投与(65歳,男,直腸がんRb, Stage I)
  2.4.2 症例2:凍結手術とFEH-G経口投与の併用(67歳,女,両側初発進行乳がん)
 2.5 エノキタケ食の疫学研究例
  2.5.1 エノキタケ食とがん死亡に関する疫学調査
  2.5.2 長野県の低がん死亡率と農作物(きのこ)との関連についての疫学
3 血流改善作用
4 脂肪蓄積抑制作用
5 注目成分“GABA”
6 おわりに

第3章 ブナシメジ
1 はじめに
2 抗腫瘍作用
 2.1 制がん作用
 2.2 発がん予防作用
 2.3 発がんプロモーション抑制効果
3 抗酸化作用
 3.1 ブナシメジ摂取マウス血漿の抗酸化活性
 3.2 ブナシメジ摂取担がんマウス血漿の抗酸化活性
4 抗アレルギー作用
5 血圧降下作用
6 抗・脱メタボ体型の可能性
7 おわりに

第4章 エリンギ
1 はじめに
2 エリンギの成分
 2.1 食物繊維
 2.2 カリウム
 2.3 ビタミンB群
 2.4 トレハロース
 2.5 その他
  2.5.1 エルゴステロール
  2.5.2 エルゴチオネイン
3 健康機能性
 3.1 エリンギの肥満に対する予防・改善作用
 3.2 エリンギの健康機能性研究動向
  3.2.1 生活習慣病予防
  3.2.2 がん予防
  3.2.3 抗炎症作用
  3.2.4 動脈硬化予防
  3.2.5 肝障害予防・肝保護作用
  3.2.6 便秘改善効果
  3.2.7 その他の生理機能
  3.2.8 プレバイオティクス効果・腸内細菌叢改善作用
4 おわりに

第5章 ナメコ
1 はじめに
2 主成分
3 特性・機能
 3.1 血液流動性改善効果
 3.2 抗酸化性
4 生産経過と利用特性
5 製造技術
 5.1 菌床栽培
 5.2 原木栽培
6 ナメコの味の数値化
7 おわりに

第6章 マイタケ
1 はじめに
2 生理活性及びその活性成分・画分
3 応用
 3.1 免疫増強と抗腫瘍
 3.2 メタボリックシンドロームの改善
 3.3 多嚢胞性卵巣症候群の改善
4 安全性
5 おわりに

第7章 タモギタケ
1 はじめに
2 タモギタケの栽培方法を含む特性
3 学習・記憶向上作用を有する抗酸化活性成分“エルゴチオネイン”
4 機能性多糖類
5 その他の機能性活性
6 おわりに

第8章 ヤマブシタケ
1 はじめに
2 生物活性物質に関する研究
 2.1 神経成長因子合成促進活性物質
 2.2 小胞体ストレス誘導神経細胞死抑制活性物質
 2.3 HeLa細胞に対する毒性物質
 2.4 植物成長調節物質
 2.5 菌糸体成長調節物質と子実体形成誘導物質
 2.6 その他の生物活性物質
3 抗認知症効果の実証
 3.1 動物実験
 3.2 臨床研究
4 おわりに

第9章 ヒメマツタケ
1 はじめに
2 子実体由来の活性物質
3 菌糸体由来の活性物質
4 最近の研究事例
5 おわりに

第10章 カバノアナタケ
1 はじめに
2 カバノアナタケとは
3 日本種とロシア種のカバノアナタケにおける遺伝子解析
4 きのこ(菌核)と菌糸体の化学成分および安全性に関して
5 抗HIV活性に関して
6 抗酸化活性に関して
7 抗腫瘍活性に関して
8 今後の可能性(菌糸体を中心に)
9 おわりに

第11章 ハタケシメジ
1 はじめに
2 主成分
3 特性・機能
 3.1 血圧降下作用
 3.2 コレステロール低下作用
 3.3 抗腫瘍効果
 3.4 その他の効果
4 安全性
5 栽培技術
 5.1 空調ビン栽培
 5.2 菌床埋め込みによる簡易栽培
 5.3 菌床袋栽培
 5.4 野外栽培
6 応用

第12章 ハナビラタケ
1 はじめに
2 含有成分
3 ゲノム解析に基づく系統進化
4 特性・機能
 4.1 自然免疫亢進作用
  4.1.1 単球の免疫・凝固関連因子の発現促進作用
  4.1.2 単球・マクロファージの異物貪食促進作用
  4.1.3 マウス小腸上皮細胞の自然免疫促進作用
 4.2 抗腫瘍作用
  4.2.1 腫瘍増殖抑制作用
 4.3 アレルギー症状改善作用
 4.4 コラーゲン産生促進作用
 4.5 美白作用
 4.6 血圧上昇抑制作用
 4.7 血中コレステロール低下作用
 4.8 血糖値上昇抑制・抗肥満・抗高脂血症作用
 4.9 抗酸化作用
 4.10 抗菌作用
5 安全性
6 栽培技術
7 応用

第13章 ブクリョウ
1 はじめに
2 菌学的特徴
 2.1 学名について
 2.2 自生地
 2.3 生活史
 2.4 菌核
 2.5 子実体
 2.6 交配
 2.7 木材腐朽
3 栽培および生産技術
 3.1 産出の歴史
 3.2 野生品採取
 3.3 中国での栽培
 3.4 国内での栽培
4 成分
 4.1 多糖類
 4.2 トリテルペン類
5 薬理作用
 5.1 水分代謝作用
 5.2 消化器系に対する作用
 5.3 鎮静・精神安定(中枢神経)作用
  5.3.1 催眠・鎮静・抗癲癇作用
  5.3.2 抗うつ作用
  5.3.3 中枢神経保護作用・認知機能低下抑制作用
  5.3.4 学習・記憶強化作用
 5.4 抗腫瘍作用・免疫調節作用
  5.4.1 抗腫瘍作用
  5.4.2 免疫調節作用
 5.5 その他の薬理作用
6 今後の応用展開
 6.1 ポストゲノム解析(多次元的解析)
 6.2 おわりに

第14章 ブナハリタケの生物活性
1 はじめに
2 降圧効果
3 神経保護活性
4 神経成長因子の合成促進
5 抗酸化活性
6 植物病原菌に対する抗菌活性
7 抗喘息作用
8 その他
9 終わりに

第15章 メシマコブ
1 はじめに
2 メシマコブとは
3 遺伝子解析と優良菌株の選定に関して
4 子実体と菌糸体の化学成分および安全性に関して
5 抗酸化活性に関して
6 抗アレルギー活性に関して
7 抗腫瘍活性(in vivo,in vitro)に関して
8 インフルエンザワクチンに対するアジュバント作用
9 脳血管障害(脳梗塞)の改善作用:実験的局所脳虚血巣縮小効果
10 今後の可能性(新たな医療応用を目指したiPS細胞の樹立効率改善作用)
11 おわりに

第16章 霊芝(マンネンタケ)の臨床研究と含有成分
1 はじめに
2 臨床試験
 2.1 抗酸化
 2.2 運動機能改善
 2.3 インスリン抵抗性
 2.4 排尿障害関連
 2.5 免疫力
 2.6 精神疾患
 2.7 安全性試験
 2.8 抗腫瘍
 2.9 認知機能
 2.10 その他
3 含有成分
4 おわりに

第17章 冬虫夏草
1 はじめに
2 代表的な冬虫夏草
 2.1 オフィオコルディセプス・シネンシス(O.sinensis)
 2.2 サナギタケ(Cordyceps militaris)
3 冬虫夏草類の含有する化合物
4 核酸
 4.1 コルジセピンの機能―プリン生合成阻害,転写抑制およびAMPKの活性化―
 4.2 コルジセピンの機能―アポトーシス誘導および細胞周期の制御―
 4.3 コルジセピンの機能―癌転移の抑制および抗炎症活性―
5 ステロールおよび脂肪酸
6 多糖類
7 その他
8 おわりに

第18章 アンニンコウ
1 はじめに
2 成分
3 生理活性
 3.1 抗骨粗鬆症作用と破骨細胞形成抑制
 3.2 抗動脈硬化症作用と抗炎症
 3.3 抗糖尿病作用とグルコースの取込み促進
4 おわりに

第19章 マツタケ
1 はじめに
2 培養株を用いた菌根合成法の利用
 2.1 培養株の確立
 2.2 接種源菌糸体の調製
 2.3 菌発芽実生の作出
 2.4 菌根合成
 2.5 菌根苗の解析および苗の移植操作
3 菌株選抜と育種に向けた取り組み
4 菌糸体集団により構成されるシロの作出
 4.1 シロを構成する菌糸体の遺伝的背景
 4.2 菌根合成苗に対する胞子接種
5 菌根合成法の応用と菌根苗の作出
 5.1 母樹苗を用いた菌根苗の作出
 5.2 土壌接種源を用いた菌根合成
6 菌根苗の野外植栽
7 マツタケ山の管理技術に関する今後の展望
8 おわりに

第20章 バカマツタケ
1 はじめに
2 宿主と生育環境
3 組織分離と培養特性
4 担子胞子
5 厚壁胞子
6 土壌からのバカマツタケの検出
7 林地への人工接種
 7.1 接種用種菌作成
 7.2 林地への接種

【第Ⅲ編 きのこの可能性】
第1章 きのこの発酵能による機能性食品の開発
1 はじめに
2 アルコール発酵
 2.1 パンの発酵を促したきのこ
 2.2 アルコール飲料(ワイン,ビール,清酒)の生産
 2.3 きのこにおけるアルコール発酵の特徴
  2.3.1 外観上の違い
  2.3.2 発酵メカニズムの違い
  2.3.3 糖化とアルコール発酵を一種類のきのこが行う
3 チーズ
4 発酵大豆および発酵黒大豆
5 味噌
6 発酵梅
7 発酵豆乳
8 発酵肉
9 後発酵茶
10 きのこの発酵能で製造した発酵食品の生理活性
11 まとめ

第2章 きのこによるバイオマスの変換技術
1 はじめに
2 白色腐朽菌とバイオマス分解
3 リグノセルロース糖化のための生物的前処理
4 バイオマス変換ステップの微生物反応への統合
5 白色腐朽菌によるセルロースの直接発酵
6 白色腐朽菌による脱リグニン同時糖化発酵~Integrated Fungal Fermentation~
7 きのこ廃菌床の発酵基質としての可能性
8 白色腐朽菌機能向上のための代謝工学的アプローチ
9 白色腐朽菌と細菌との複合微生物系によるバイオマス変換
10 おわりに

第3章 きのこによる環境汚染物質浄化
1 はじめに
2 白色腐朽菌による環境汚染物質の分解
 2.1 医薬品
 2.2 農薬
 2.3 環境ホルモン
 2.4 ダイオキシン及びPCB
3 おわりに

第4章 国産トリュフ栽培に向けた試み
1 はじめに
2 トリュフとは?
3 トリュフの香り
4 トリュフの発生する環境
5 トリュフの栄養生理
6 トリュフの栽培化に向けて
7 トリュフ菌を共生させた苗木を作る
8 トリュフ苗木の野外植栽
9 おわりに

第5章 フェアリー化合物の発見,基礎研究,そして実用化~機能性化粧品原料としてのAOH製品開発~
1 フェアリーリング(妖精の輪)との出会い
2 妖精たちの正体の解明(フェアリー化合物の発見)
3 フェアリー化合物が新しい植物(そしてキノコ)ホルモンである可能性
4 フェアリー化合物の農業への実用化への試み
5 AOHの機能性化粧品原料としての開発
 5.1 AOHのヒト皮膚に対する有効性評価
 5.2 AOHの安全性評価
 5.3 製品開発に向けた取組み
6 おわりに

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