著者一覧
尾鍋史彦 東京大学 農学部林産学科 (現・東京大学大学院 農業生命科学研究科)
篠木孝典 帝人(株) 繊維第2技術開発室 (現・三木特殊製紙(株) 大阪営業所)
北村孝雄 四国工業技術試験所 システム技術部 (現・文部省初等中等教育局)
後藤共子 名古屋工業大学 材料光学科
門屋 卓 千葉大学 工学部画像応用工学科 (現・神奈川大学 総合理学研究所)
久保嶋勝己 静岡県工業技術センター (現・久保嶋技術士事務所)
小林良生 四国工業技術試験所 システム技術部 (現・Dr.小林技術士事務所)
松田瀋司 (株)巴川製紙所 技術研究所
桐ケ谷喜一 (株)巴川製紙所 技術研究所
田中辰雄 東洋濾紙(株) 開発部
遠藤明太郎 大福製紙(株) 取締役
大平猛雄 凸版印刷(株) 包装研究所 (現・凸版印刷(株) 北海道事業部 千歳工場)
目次 + クリックで目次を表示
1 はじめに
2 紙と機能紙
2.1 紙の定義の変覆材
2.2 機能紙について
3 紙への機能性の付与
3.1 原料繊維の機能性
3.1.1 耐熱性
3.1.2 繊維の比弾性率と紙との関係
3.1.3 導電性繊維
3.1.4 異形断面繊維
3.1.5 耐化学薬品性,耐水,耐油,耐腐食性
3.1.6 繊維表面の性質
3.2 繊維の集合体としての紙の機能
3.2.1 エヤーフィルター
3.2.2 液体濾過用フィルター
3.2.3 ジオペーパーなど
3.2.4 医療用使い捨て不織布(DMN)
3.2.5 機能紙開発のための多層式抄紙機
3.3 加工による機能の付与
3.3.1 金属蒸着,スパッタリング
3.3.2 紫外線および電子線の利用
3.3.3 機能紙の二次加工
4 新素材としての機能紙
第2章 機能紙用原料繊維
1 天然繊維
1.1 はじめに
1.2 天然繊維の分類
1.2.1 植物繊維
1.2.2 動物繊維
1.3 木材パルプの現状
1.3.1 パルプ化法の最近の進歩
1.4 セルロースの機能化
1.4.1 セルロースの研究の現状
1.4.2 セルロース化学工業の現状
1.4.3 セルロースの特性
1.4.4 セルロースの反応特性と誘導体の体質
1.4.5 機能性セルロース
1.5 おわりに
2 化学・合成繊維
2.1 はじめに
2.2 化学・合成繊維の製法と性能
2.2.1 再生セルロース繊維
2.2.2 半合成繊維
2.2.3 合成繊維
2.3 有機耐熱性繊維
2.4 機能化繊維
2.4.1 異形断面
2.4.2 コンジュゲート(複合)繊維
2.4.3 極細繊維
2.5 おわりに
3 無機繊維
3.1 はじめに
3.1.1 無機繊維の形態による特性
3.1.2 無機繊維集合体の特性
3.1.3 無機繊維を構成する化合物の特性
3.1.4 無機繊維の分類
3.2 非晶質繊維
3.2.1 ガラス繊維
3.2.2 石英繊維
3.2.3 アルミナーシリカ繊維
3.2.4 チラノ繊維
3.2.5 その他のガラス質繊維
3.3 多結晶質繊維
3.3.1 炭素繊維
3.3.2 気相法炭素繊維(VGCF)
3.3.3 活性炭繊維
3.3.4 アルミナ繊維
3.3.5 炭化ケイ素繊維
3.3.6 ジルコニア繊維
3.4 単結晶質繊維
3.4.1 炭化ケイ素ウィスカ
3.4.2 窒化ケイ素ウィスカ
3.4.3 チタン酸カリウム
3.4.4 石綿
3.4.5 その他の単結晶質無機繊維
4 金属繊維
4.1 はじめに
4.2 線引加工法による金属長繊維
4.3 金属繊維焼結フィルター
4.4 ひびり振動切削法による新しい金属短繊維
4.5 溶融紡糸法による金属繊維
第3章 繊維の集合体である紙の機能性
1 植物繊維
1.1 はじめに
1.2 第1次繊維集合体
1.2.1 その1
1.2.2 その2
1.3 第2次繊維集合体
1.4 第3次繊維集合体
1.4.1 バイオテクノロジー関連機能紙
1.4.2 エレクトロニックス関連用紙
1.4.3 機能性包装材料
1.5 まとめ
2 合成繊維紙
2.1 紙の機能化:経過と現状
2.2 合成繊維紙の開発経過
2.3 機能化の実際
2.3.1 原料改質による機能化
2.3.2 材料転換または構成による機能化
2.3.3 内部構造の特異化による機能化
2.3.4 構造化による機能化
2.4 おわりに
第4章 バイオ・メディカル関係機能紙 ―バイオペーパーの進展―
1 はじめに
2 動物関連用ペーパー
2.1 防虫紙
3 植物生育技術用ペーパー
3.1 農業資材用紙-育苗紙,移植用紙
3.2 果実袋
4 食品工業用ペーパー
4.1 青果物の鮮度保持と鮮度保持シート
4.2 食品包装紙
4.2.1 防カビ紙
4.2.2 耐水・耐油紙
5 メディカルペーパー
5.1 メディカルペーパーの範ちゅう
5.2 クリーンペーパー
5.3 医療用ペーパー
5.3.1 防菌・防カビ性滅菌紙
5.3.2 無菌的被覆材
5.3.3 酵素固定化繊維紙
5.3.4 人工皮膚(チキン系繊維紙)
6 生理・衛生用ペーパー
6.1 機能的衛生紙
6.2 高吸水紙
6.2.1 高吸水剤と紙との複合化
6.2.2 天然パルプまたは同紙へのグラフト重合
6.2.3 吸水剤の新しい製法
6.2.4 高吸水ポリマ使用製品
6.3 防臭紙
6.3.1 無機吸臭剤含有紙
6.3.2 活性炭素繊維紙
6.3.3 有機系吸着剤含有紙
6.4 機能性壁紙
6.4.1 防カビ,抗菌壁紙
6.4.2 結露防止性壁紙
7 おわりに
第5章 エレクトリックペーパー
1 はじめに
2 絶縁材料
2.1 通信ケーブル
2.2 変圧器
2.2.1 プレスボード
2.2.2 クラフト紙
2.2.3 耐熱絶縁紙
2.3 電力ケーブル
2.3.1 クラフト紙
2.3.2 半合成絶縁紙
2.4 コンデンサ
2.4.1 通信機用コンデンサ
2.4.2 機器用コンデンサ
2.4.3 電力用コンデンサ
2.5 回転機(モーター,発電機類)
2.5.1 両紙マイカおよび片紙マイカ
2.5.2 ガラスマイカ
2.5.3 ポリエステルフィルムマイカ
2.3.4 Aマイカ紙
3 合成絶縁紙
3.1 合成絶縁紙の製法と種類
3.1.1 Aグループ
3.1.2 Bグループ
3.1.3 Cグループ
3.1.4 Dグループ
3.1.5 Eグループ
3.2 各種合成絶縁紙の特性
3.2.1 アラミド紙
3.2.2 TENAX紙
3.2.3 PAP紙,SSP紙
3.2.4 TYVEX
4 プリント配線基板
4.1 クラフト紙
4.2 コットンリンター紙
4.3 ガラスクロス
5 導電紙
5.1 導電性粉末を抄きこむ方法
5.2 導電性繊維を抄きこむ方法
5.2.1 炭素繊維混抄紙
5.2.2ステンレス繊維混沙紙
6 おわりに
第6章 情報記録用紙
1 はじめに
2 情報記録用紙の分類
3 情報記録用紙の特性と用途
4 電気エネルギーを使用する記録用紙
4.1 放電記録紙
4.2 電解記録紙
4.3 静電記録紙
4.4 イオンフロー記録用紙
4.5 インキジェット記録用紙
4.6 スパークジェット記録
4.7 通電感電記録紙
4.8 通電転写記録材
5 熱エネルギーを使用する記録用紙
5.1 発色型感熱記録紙
5.1.1 ロイコ染料発色型
5.1.2 ジアゾ発色型
5.2 熱転写記録材料
5.2.1 溶融型転写記録材
5.2.2 昇華型転写記録材
5.3 感熱孔型原紙
6 光エネルギーを使用する記録用紙
7 電気と光エネルギーを併用する記録用紙
7.1 酸化亜鉛塗工紙
7.2 受像紙
7.3 カラー化
8 光と熱エネルギーを併用する記録用紙
9 おわりに
第7章 湿式法フィルターペーパー
1 はじめに―その歴史と種類―
2 濾過と濾紙
2.1 濾過と櫨材
2.2 濾紙による濾過機構
2.3 濾紙に対する要求機能
3 濾紙の製造法
3.1 セルロース繊維系
3.2 ガラス繊維系
3.3 化学繊維系
4 吸着濾過用濾紙
4.1 濾過板(Filter-Pad)
4.2 イオン交換セルロース繊維濾紙
5 ガラス繊維濾紙
5.1 高性能空気濾過用
5.1.1 捕集効率の向上
5.1.2 滅菌機能つきHEPAフィルター
5.1.3 減容HEPAフィルター
5.2 液体濾過用
6 自動車(内燃機関)用濾紙
6.1 エアクリーナー用濾紙
6.2 オイルフィルターエレメント用濾紙
第8章 粘着加工用紙
1 はじめに
1.1 粘着加工紙製品
2 クラフト紙
2.1 クルパック加工クラフト紙
2.2 クラフト紙粘着テープ
3 和紙
3.1 和紙と粘着テープ
3.2 機械抄き和紙
3.3 和紙と不織布
3.4 和紙の製造―紙料調整
3.5 和紙の製造―抄紙
3.6 和紙の構成と特性
4 両面粘着テープ用原紙
4.1 両面粘着テープとは
4.2 印刷版固定用テープと原紙
4.3 銘板固定用テープとレーヨン紙
4.4 製紙工程スプライス用テープ
5 クレープ紙および含浸クレープ紙
5.1 クレープ紙粘着テープ
5.2 クレープ紙(原紙)
5.3 含浸加工
5.4 含浸剤
5.5 含浸方法と装置
5.6 含浸クレープ紙の特性
6 ラベル用原紙
6.1 ラベル用はく紙と蒸着紙
7 医療用粘着テープ原紙
7.1 医療用粘着テープ
7.2 紙絆創膏用原紙
7.3 サージカルテープ原紙
8 離型紙
8.1 離型紙
8.2 グラシン紙
第9章 包装材料としての紙の複合・機能化
1 はじめに
2 包装の動向と紙・板紙
2.1 包装資材としての紙・板紙
2.2 物流環境と紙・板紙
2.3 食品包装の傾向
2.4 包装の機能と特性
3 紙の機能化,複合加工
3.1 紙の一般的加工法
3.1.1 印刷加工
3.1.2 含浸法
3.1.3 塗工法
3.1.4 貼り合わせ法
3.2 真空蒸着法
3.2.1 蒸着紙の製造方法
3.2.2 原紙の選択
3.2.3 アンダーコート
3.2.4 蒸着機
3.2.5 蒸着紙の特徴と用途
4 機能性包装材料
4.1 液体用紙容器
4.1.1 液体飲料容器の現状
4.1.2 液体紙容器の多様化
4.1.3 紙容器の形状と基本構成
4.1.4 紙容器の今後
4.2 水分調整シート
4.2.1 構成
4.2.2 特徴
4.2.3 使用方法・用途
5 おわりに
この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。
環境調和型複合材料
価格(税込): 4,400 円
熱電変換技術の基礎と応用《普及版》
価格(税込): 5,500 円
リグニン利用の最新動向《普及版》
価格(税込): 4,840 円
クリックケミストリー《普及版》
価格(税込): 5,170 円
月刊機能材料 2021年8月号
価格(税込): 4,400 円
紙の加工技術と産業応用
価格(税込): 58,300 円
月刊ファインケミカル 2022年11月号
価格(税込): 7,700 円
高熱伝導樹脂の設計・開発《普及版》
価格(税込): 3,520 円