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キーワード：
ファインケミカル/化学工業/医薬品/再生医療/バイオ医薬品/香料/化粧品/農薬/合成染料/有機顔料/印刷インキ/塗料/接着剤/界面活性剤/石けん・洗剤/有機ゴム薬品/触媒/試薬/半導体/フラットパネルディスプレイ/プリンター/タッチパネル/リチウムイオン電池/太陽電池/プラスチック添加剤/紙・パルプ薬品/水処理薬品/コンクリート用化学混和剤/石油製品添加剤/機能性食品/食品添加物/飼料・飼料添加物/産業用酵素/芳香・消臭・脱臭剤/抗菌・防カビ剤/脂肪酸/レアアース
刊行にあたって
2022年の我が国のファインケミカル業界は、2021年の回復傾向とは一転、横ばい・減少となった業種が大半を占め、コロナウイルス感染症の拡大から社会・経済活動の正常化が進んでいますが、原材料・エネルギー価格の高騰、為替変動などの社会環境変化を受けた形となりました。
近年、日本の企業は気候変動の問題やデジタル化の急速な進展など、急速な環境変化への対応が迫られています。このような環境変化に対応するために、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現を目指すための取り組みであるグリーントランスフォーメーション(GX)とデジタル技術を活用しビジネスモデルや業務プロセスを変革する取り組みであるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠です。GXにおいては製造プロセスの効率化や省エネルギー化、再生可能エネルギーの導入など脱炭素社会に向けた取り組み、また、サプライチェーン全体の脱炭素化を実現するために、サプライヤーとの連帯も重要となってきます。DXにおいては製品開発や生産、販売、物流などサプライチェーン全体を通した業務の効率化と高度化を図る必要があり、これらはIoTやAIなどの技術を活用していくことが重要となります。我が国はこれまでも高い技術力と品質で世界をリードしてきました。しかし、今後の競争環境は、グローバル化やデジタル化が進展により、ますます厳しさを増すものと考えられます。GXとDXを推進し、相互に補完しあうことで新たな価値を創造し、持続的な成長と発展を支える原動力となることが期待されています。
今年で51周年を迎える本書は、ファインケミカル産業の動向や貴重な化学品の各種データをとりまとめた国内唯一の書籍となっております。業種編は、「医薬品・香粧品工業」、「既存ファインケミカル工業」、「エレクトロニクス産業とファインケミカルス」、「工業用薬剤・添加剤」の4部構成となっております。再生医療、バイオ医薬品など最新項目を加えた35工業を取り上げ、統計や取材から、生産・輸出入・業界動向をまとめいています。また製品編では、ファインケミカル中間体や原材料など100品目を取り上げ、製法・生産・需要動向・価格などのデータを収録しています。
本書は、報道、解説されることの少ないファインケミカル産業の動向についてまとめた資料であり、変化の激しい現代の化学産業において、一つの指針としてご活用いただけるものと考えております。本書が経営戦略の立案に役立つことができましたら幸いです。
㈱シーエムシー出版 編集部
著者一覧
目次 + クリックで目次を表示
Ⅰ 業種編〈収載業種〉
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業種編総論
<医薬品・香粧品工業>
1. 医薬品(医療用、一般用、臨床検査薬、医療機器)
2. 再生医療
3. バイオ医薬品
4. 香料
5. 化粧品
<既存ファインケミカル工業>
6. 農薬
7. 合成染料
8. 有機顔料
9. 印刷インキ
10. 塗料
11. 接着剤
12. 界面活性剤
13. 石けん・洗剤
14. 有機ゴム薬品
15. 触媒
16. 試薬
<エレクトロニクス産業とファインケミカルス>
17. 半導体用ケミカルス
18. フラットパネルディスプレイ用ケミカルス
19. プリンター用ケミカルス
20. タッチパネル
21. 電池用材料・ケミカルス
22. 太陽電池用ケミカルス
<工業用薬剤・添加剤>
23. プラスチック添加剤
24. 紙・パルプ用化学薬品
25. 水処理薬品・膜
26. コンクリート用化学混和剤
27. 石油製品添加剤
28. 健康食品・機能性食品
29. 食品添加物
30. 飼料・飼料添加物
31. 産業用酵素
32. 芳香・消臭・脱臭剤
33. 抗菌・防カビ剤
34. 脂肪酸
35. レアアース
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Ⅱ 製品編〈収載100品目〉
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1 2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸
2 アジピン酸
3 アシル化ペプチド
4 L-アスコルビン酸(ビタミンC)
5 アセチレンブラック
6 アゼライン酸
7 アデニン
8 アミノエチルエタノールアミン
9 3-アミノ-1、2、4-トリアゾール
10 3-アミノピリジン
11 p-アミノフェノール
12 アラキドン酸
13 イソドデカン
14 イソニコチン酸ヒドラジド
15 インジウム
16 エイコサペンタエン酸
17 エチレンジアミンテトラ酢酸
18 エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー
19 エピクロロヒドリン
20 エラスチン
21 塩化メチレン
22 塩酸セミカルバジド
23 オキシジフタル酸無水物
24 加水分解シルク
25 カプロラクタム
26 カラギーナン
27 過硫酸アンモニウム
28 2、3-キシリジン
29 グアニジン塩
30 クエン酸
31 グリセリン
32 グルコノデルタラクトン
33 L-グルタミン
34 クロラール
35 4-クロロアセト酢酸エチル
36 ケイ皮酸
37 コエンザイムQ10
38 コハク酸
39 ゴマペプチド
40 コラーゲン
41 酸化アルミニウム
42 酸化マグネシウム
43 N、N-ジエチルアクリルアミド
44 ジエチルアニリン
45 ジクミルパーオキサイド
46 シクロデキストリン
47 ジシクロペンタジエン
48 ジフェニルアミン
49 酒石酸
50 水酸化アルミニウム
51 水酸化カリウム
52 水酸化マグネシウム
53 水素化ビスフェノールA
54 水溶性アナトー
55 スズ酸亜鉛
56 セバシン酸
57 セレン
58 ソルビトール
59 ダイアセトンアクリルアミド
60 炭酸カルシウム
61 L-テアニン
62 デカブロモジフェニルエーテル
63 テトラメチルエチレンジアミン
64 テトラメチルチウラムモノスルフィド
65 トコトリエノール
66 トリエチルアミン
67 トリクロロエチレン
68 ナフトエ酸
69 ニコチン酸アミド
70 二酸化マンガン
71 乳酸
72 パラチノース
73 D-パントテン酸
74 ビオチン
75 ビスフェノールA
76 ヒドロキシプロピルセルロース
77 ビニルエステル樹脂
78 ビニルスルホン酸ナトリウム
79 フィチン酸
80 フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)
81 フマル酸
82 フルオレン
83 プロテアーゼ
84 ホウ酸亜鉛
85 ホウ酸トリメチル
86 ポリアクリル酸ナトリウム
87 ポリアセタール
88 ポリアミド6
89 ポリアリレート
90 ポリイソブチレン
91 ポリビニルピロリドン
92 ポリプロピレン
93 ボロンナイトライド
94 マグネシウムエチラート
95 ミリスチン酸イソトリデシル
96 無水酪酸
97 メチルエチルケトン
98 3-メトキシブチルアセテート
99 リグニンスルホン酸
100 リン酸エステル
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Ⅲ 資料・索引編
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1 ファインケミカル関係団体リスト
2 1975～2024年版製品編総目次
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